News & Career Advice

11.Oct.2024

就職アドバイザーとして登壇してきました!

JETプログラムから帰国された方向けに就職アドバイザーとして代表楠本が登壇してきました。 JETプログラムとは? “JETプログラムは、「語学指導等を行う外国青年招致事業」(The Japan Exchange and Teaching Programme)の略称で、地方自治体が総務省、外務省、文部科学省及び一般財団法人自治体国際化協会(CLAIR)の協力の下に実施しています。JETプログラムは主に海外の青年を招致し、地方自治体、教育委員会及び全国の小・中学校や高等学校で、国際交流の業務と外国語教育に携わることにより、地域レベルでの草の根の国際化を推進することを目的としています。国内はもとより、世界各国から大規模な国際的人的交流として高く評価されており、このプログラムに係わる日本の各地域の人々と参加者が国際的なネットワークをつくり、国際社会において豊かな成果を実らせることが期待されています。1987年のプログラム開始以来、招致国は4ヵ国から51ヵ国に、参加者も848人から5,861人へと、事業は大きく発展してきています。そして、80ヶ国から7万9千人以上が参加しています。” 一般財団法人自治体国際化協会 (CLAIR) 馴染みがある例としては、「外国語指導助手(ALT)」が挙げられます。実はALTもJETプログラムの一環として国際交流の役割を担っています。 やっぱりネットワークが就職のカギ 以前にJETプログラムに参加し、すでにオーストラリアで就職している方々から、帰国されたばかりのJETプログラム参加者への就職アドバイスもありました。 今回プレゼンを聞いて感じたことは、やはりオーストラリア人でも卒業後や帰国後の就職に苦戦しているということです。日本人の私たちが日本で就職活動するのも、時間的にも精神的にも簡単ではありません。何枚もの履歴書を作成、企業研究、面接対策、面接練習、暑くても寒くても慣れないスーツを着ながら、無駄に緊張をして、失敗を繰り返し精神的なダメージも喰らいながら一歩づつ進めていきますよね。同様に現地の卒業生や帰国者も現地での就職に苦労しているように感じました。そりゃあ、現地の方ですらこんなにしっかりとレジュメやカバレターを作成し、面接対策をしてくるのですから、言語にハンデがある場合は、より一層の対策が必要だとも感じました。 最終的には、友達の紹介で就職先が決まったり、LinkedInでの投稿を見た企業から連絡が来てLinkedIn経由で就職先が決まったということでした。オーストラリアの就職においてネットワーク構築やSNSの活用は非常に重要だということをあたらめて認識しました。 オーストラリアでの留学を経て、日本での就職を検討している方もいると思います。JETプログラムで帰国された方はオーストラリアでの就活において、「JETプログラムに参加した」事実よりもそこから得た「ソフトスキル」をアピールする方が有効的とお話しされていました。日本に帰国した際の就活でも、企業側から「留学から何を得たのか」を求められる可能性がありますね。 就活Tips 「この業界や職種は向いていないかも」と決め撃ちせずにやってみると意外と向いていることがあるかもしれないので、「とりあえず、やってみる」のがおすすめ メンタル的なダメージを低減するために、「時間を決めて求人を探した方がいい」(毎日午前中に1時間だけとか) 面接はSTAR(Situation, Task, Action, and Result)で回答できるように練習する 面接で聞かれそうな質問を確認して、一通り回答できるように準備する 就職に関する疑問や問い合わせは、WEBのContact Usから受け付けております。 人材登録をしていただいた方には、Newsletterなどの配信もしておりますので、就活にぜひご活用ください。

12.Aug.2024

繋がらない権利-Right to disconnect- 2024年8月26日から施行!

Right to disconnect – 繋がらない権利 というのがついに今月の26日から施行されます。 詳しくはFair workの公式ページをご確認ください:https://www.fairwork.gov.au/about-us/workplace-laws/legislation-changes/closing-loopholes/right-to-disconnect This change starts on: 26 August 2024 for non-small business employers 26 August 2025 for small business employers. この権利は平たく言うと、業務時間外の連絡(社内、顧客を含む)を拒否することができるという権利です。 ただし、その連絡が不合理と認められる場合に限るようです。逆に言えば、時間外に不合理だと思う連絡があった場合にはFair Workへレポートすることが認められます。 「不合理」の判断基準が少し曖昧ですが、オンオフはっきりしたオーストラリアらしい働き方に関するアップデートですね。 携帯が普及したおかげで、どこでもいつでも仕事ができる状態であるが故、オンオフ区別が難しい状況もありますが、「自分の時間も設けましょう」というメッセージのように感じます。 まさに”Don’t work harder, work smarter”ですね。 Career Meisterでは、皆様のキャリアの成功を全力でサポートいたします! ぜひ動画をご覧いただき、新たなキャリアの可能性を広げてください!🚀✨

07.Apr.2024

【学生の皆様へ】リクルーターを使うメリット⁉️ 学生の就活に関する質問にお答えします!

メルボルン大学のキャリアフェアにスピーカーとして行ってきました! 3月15日まで2週間ほどに渡り実施されたメルボルン大学・大学院でのキャリアフェアにスピーカーとして登壇してきました! 今回のキャリアフェアはメルボルン大学が、同大学・大学院を卒業後にオーストラリアでの就職を目指す学生を対象に実施しているフェアで、当社は「リクルーターを利用する」というテーマにおけるパネルスピーカーを担当させていただきました。 参加者の多くが留学生ということもあり、日本人留学生にも通じる質疑応答が沢山ありましたので、Q&A方式で当日の内容を紹介します。3月から日本の新卒向けの就職活動も解禁となり、オーストラリア就職を検討している方や、オーストラリアでの転職を希望している方の参考にしていただければ幸いです。 YouTubeでもオーストラリア就職に関して、様々な切り口から発信をしていますが、今回は主に大学・大学院の卒業生向けに人材会社(リクルーター)を利用するメリットなどをお伝えしていきます。   Q. Career Meisterの企業紹介をお願いします A. Career Meisterは日系グローバル企業への人材サービスを提供する為に、2015年2月に日本人創業者が興した人材会社です。取り扱いのある仕事も日系グローバル企業でのお仕事が中心となり、単純に日本語・英語が使えるというだけではなく、企業文化の違いや人柄、経験・能力といった面でも評価していただける企業・ポジションの取り扱いが多くなります。カバーする業界はIT分野から小売や物流まで日系企業がメルボルンで事業展開する業界は全てカバーしています。 また、人材への対応も、応募案件の候補者としてのみ扱うのではなく、日本と豪州の文化や商慣習の違い、メルボルンの労働市場に精通した日本人コンサルタントが、候補者一人一人の1年後、5年後、10年後のキャリアの目標も見据えたキャリアアドバイスも行なっているという点が当社の最大の特徴です。    Q. 人材エージェントを利用するメリットはなんですか? A. 直接応募する方が採用され易いと思われる方もいると思いますが、必ずしもそうではありません。 中にはリクルーターは利用しないという企業もありますので、その場合はリクルーター経由での応募はできません。一方で、求職者目線で言えば、これまでの経験上、リクルーターを利用する方が採用の可能性は高く、有利に就職活動を進められる場合が多いと言えます。 まず、採用する企業側の目線では、人材を採用する際、企業は無数の履歴書を受け取り、その選考に多大な時間と労力を費やします。この多大な時間と労力、更には人事担当者が採用に費やす労働コストを「リクルーターを利用する」ことで、相当削減することが可能となります。つまり、劇的にコストとタイムパフォーマンスが向上します。 通常、人材会社を利用する企業では、選考プロセスの第一次選考(書類選考と一次面談)をリクルーターに任せていますので、紹介される候補者は、既に一次選考を通過した候補者から選考を進めていくことができます。また、リクルーターからは履歴書だけでなく、ビザステータスや希望給与などをはじめ、様々な補足情報が人事担当者と共有されますので、採用を進めていく上でもスムースかつ迅速にプロセスを進めていくことが可能となります。 この情報共有という点は、求職者・応募者側目線でも、求人案件に直接応募するよりも格段に有利かつ、スムースに就職活動を進めることができます。また、リクルーターとの面談を実施することで、応募している企業の特性や重要視されるポイントについての貴重なアドバイスを得ることもでき、これは直接応募では得られない特大のメリットです。 そして何より、リクルーターは地域や業界、職種に精通したプロフェッショナルのネットワークを確立しています。学生時代には構築の難しいネットワークをリクルーターを利用することで、存分に活用していただくことが最大のメリットになると思います。   Q. 採用のプロセスを教えてください A. ここではあくまで一般的な流れをご紹介します。 ポジションに応募(履歴書の送付とWEBからの人材登録) 担当のリクルーターとミーティングを実施: 応募企業の詳しい説明やポジションについての説明を実施して、お互いの認識を一致させる場となります。面接や採用プロセスなどについての質問も受けています。 クライアント企業へ候補者として紹介: 2.のミーティングの結果、双方にて選考を進めるとなった場合は、リクルーターが候補者の情報をまとめて、履歴書と一緒にクライアント企業へと紹介します。 クライアント企業にて書類選考の実施 クライアント企業での面接を実施: 会社の規模にもよりますが、一般的には2−5回程の面接があります。(最終面接は面接ではなく、オファー内容の確認などを実施する会社も多くあります。) Reference Checkの実施: 最終面接後かそれと同時進行でReference Checkがあり、以前や現在の職場の上司などに勤務態度や働き方、業務上における強みや弱みなどの確認を実施します。 正式オファー   Q. 候補者を選ぶ際に見ている判断ポイントはありますか? A. これはポジションに応じて、ケースバイケースです。採用する企業とポジションの求める内容に応じて総合的に判断していますので、一つだけ、ということはありません。 一方で、当社の取り扱うポジションにおいては日系グローバル企業内での案件が多い為、お持ちのご経験や言語力(英語・日本語)、ハードとソフトスキルに加えて、クライアントの企業文化や所属するチームカラーに候補者がフィットするかどうか、なども判断基準の一つとなります。   Q. デジタル化が進んできていますが、採用プロセスにおいてデジタルがどのように機能しているのか、それに対して学生ができることはありますか? A. 現在の学生はデジタルに慣れ親しんでいると思いますが、就職活動においてもデジタルプラットフォームを存分に活用していくことが、自身のスキルや資格を潜在的な雇用主に効果的にアピールし、希望する分野でのチャンスを確保する有効な手段となります。 オーストラリアで最大の求人サイトである「SEEK」をはじめ、日本でも馴染みのある「Indeed」、オーストラリアの大学生なら誰もが利用している「LinkedIn」などオンラインの求人サイトや仕事向けのSNSから、容易に求人情報やオンラインネットワークにアクセスが可能ですので、こういった媒体向けに履歴書は必ず最新版にアップデートすることをお薦めします。 当社はスタートアップで規模も小さいので、基本的には送られてくる全ての履歴書に目を通します。一方で、大手のリクルーターや採用企業では「ATS(Application Tracking System)」を使用しているところも増えていますので、AIのよる書類審査を通過できるように、求人内容に記載されているキーワードを出来るだけ盛り込んだ履歴書を作成することをお薦めします。 日本とは違い、オーストラリアでは就職活動においてネットワーキングが超が付くほどに重要です。希望する業界や職種で活躍するプロフェッショナルと繋がることの出来る「LinkedIn」などのSNSを最大限に活用していきましょう。 グローバル化やリモートワークの普及に伴って、企業規模を問わずオンライン面接が一般的になりました。TeamsやZoom、Google Meetなどを使用できるようなインターネット環境を整えておくことは、もはや当たり前と言えます。 多くの企業は新卒の能力を判定するためオンラインスキル評価プラットフォームを活用しています。例えば、「LinkedIn Learning」などトレーニングを受講しておくのも一つの手です。 求人プラットフォームのAppをダウンロードして、スピード感を持って対応していくことをお勧めします。   Q. 書類選考通過の確率を上げるため、目に留まりやすくするために身につけておくと良いスキルや経験はありますか? A.経験を重視するオーストラリアでは、インターンシップや業務経験は非常に重要視されます。

29.Sep.2021

Victoria’s Roadmap/ビクトリア州ロードマップ

[Career Meister News]*English follows Japanese ■ビクトリア州ロードマップ 2021年9月19日、ビクトリア州政府は連邦政府が発表した「新型コロナウィルスへの今後の対策」を実現する為のロードマップを発表しました。  これは入院率、ワクチン接種目標など既にナショナルプランで設定されている基準をもとに作成したものであり、ロードマップに記されている各ステップの条件は、医療制度を維持する為に重要な基準となります。  ビクトリア州では、ナショナルプランのPhase A~Dを以下の日付で段階的に進めていきます。  9月26日(Phase A): 16歳以上の初回ワクチン接種80%到達  10月26日 (Phase B): 16歳以上の2回ワクチン接種70%到達 (ロックダウンの解除) 11月 5日 (Phase C): 16歳以上の2回ワクチン接種80%到達 ※この段階からメルボルン都市圏とその他の地域に同じロードマップが適用されるようになります。  11月19日(Phase D): 12歳以上の2回ワクチン接種80%到達 ※連邦政府のロードマップに準ずる  各フェーズでの規制解除の詳細内容は日本語版が日本領事館のWEBに記載されています。VIC州のロードマップ(英語版)と併せてご参照下さい。  <在メルボルン日本国総領事館>  https://www.melbourne.au.emb-japan.go.jp/itpr_ja/vic0921_00001.html   <VIC州Roadmap(英語)>  https://www.coronavirus.vic.gov.au/victorias-roadmap    ■Victoria’s Roadmap Delivering the National Plan The Victorian Government has announced Victoria’s new roadmap to deliver the National Plan.   The roadmap is based on expert modelling from the Burnet Institute and is set

29.Jun.2021

クーリエ・ジャポンにインタビュー記事が掲載されました

【メディア掲載】クーリエ・ジャポンにインタビュー記事が掲載されました   講談社のウェブメディア「クーリエ・ジャポン」に弊社CEOの楠本のインタビューが掲載されました。   オーストラリア・メルボルンでの独立・起業に至った経緯から、コロナ禍におけるデジタルを活用した新しい取り組みについて取材いただきました。   是非、ご覧ください。   

08.Mar.2021

「オーストラリア留学と留学生の就活(+コロナ下で就職)」体験談

皆さん、こんにちは。 CAREER MEISTERのマーケティング担当イチカワです。 今回は私の留学・留学生の就活(+コロナ下で就職) 体験談を皆さんとシェアしたいと思います。 はじめに: Career Meisterはオーストラリア・メルボルンを拠点に事業を展開している、人材紹介・コンサルティング会社です。 今回はCAREER MEISTERでマーケティングのインターンをしているオーストラリアの大学の卒業生が、自身の留学体験談と卒業後の就活について語ります! 今回は下記のトピックで留学と就職についてお話していきたいと思います。 言語(英語)について お金について 大学生活 留学生の就活(+コロナ下で就職) はじめに簡単に私の自己紹介をします。 日本生まれ、日本育ち(静岡) 日本の公立高校卒業、オーストラリアの大学へ留学して卒業(2019年12月) 大学在学中の2019年2月からCAREER MEISTERでインターンを開始 日本で新卒就職し、2021年4月より東京で勤務開始予定 1 言語について 留学の話をするとき、「言語」は必ずと言ってもいいほど重要なトピックだと思います。 私はオーストラリアに留学していたので「英語」についてお話します。 英語を勉強するうえで、私が大切だと思うことは「読み書き」だけの勉強ではなく、「読み書き + スピーキング・リスニング・コミュニケーションの仕方」を学ぶことだと思います。 今はYouTubeやオンラインなどで英語を気軽に学べる時代ですよね。 しかし、「とにかく早く成長したい」という場合は、やはり現地に行くのが一番だと思います。というのも、やはり現地で生活していると常に英語が聞こえてきますし、とにかく話さないといけない環境だからです。 私は小さい頃から英語が好きで、自分から率先して英語を勉強して、英語にも意識的に触れるようにして自分の中でも得意科目だと思っていましたが、それでも留学前と後では成長力が違うと感じています。 大学で使うアカデミックな英語から友達との会話まで、様々な場面に分けて使い分けられるようになりました。また、状況に応じて、英語でコミュニケーションを取る力がついたと思います。 2 お金について 次に「お金」についてです。 これも留学する上では大事なトピックですし、本人だけではなく家族も関わってくる場合が多いと思います。 英会話教室に通うことや、大学を留学することは、経済的に簡単なことではないと思います。 幸いにも、私の両親は「将来への投資」と考えてくれたので留学することができました。ここからは、お金という面でオーストラリア留学をみていきたいと思います。 日本の大学は基本的に4年間ですね。 一方で、オーストラリアの大学は基本的に3年間で卒業できます。(学部やコースによって違いはあります) つまり、日本の同級生より1年早く働き始めることもできるので、1年早く収入を得始めることができます。 ちなみにオーストラリアはほとんどが公立大学(Public)です。 学生ビザで働くことが認められています。 就労時間の制限はありますが、それでも全く働けないのと比べたらものすごく大きな差です。(学校がない間は時間制限なく働けます) また、オーストラリアの最低賃金は世界中を見てもとても高いレベルです。 私は食費・携帯代程度はバイト代で払っていました。 ※学生ビザの就労、時間制限、最低賃金の情報は2021年3月時点の情報です。 私は、日本国内の大学に進学しようとしていた時期もありましたが、オーストラリアなら1年早く卒業でき、在学中のアルバイトもできること、また、日本の大学に行っても一人暮らしの予定だったので、総合的に日本の大学でもオーストラリアの大学でも同じくらい金額になる計算になり、オーストラリアの大学への留学に決めました。 次の「大学生活」でもお話しますが、大学生活を通じて、授業料以上の学びがありましたので、私は留学して本当に良かったと思っていますし、価値のあるお金の使い方・自分への投資だったと思います。 3 大学生活 オーストラリアの大学は教育システムが日本とは違い、セメスター(学期)中は、常に課題やテストがありますが、休みの間は宿題などは全くありません。 また、学部と学科が細かく分かれており、特に学科(コース)は選択したコースについて専門的なところまで勉強できます。 広く浅くではなく、何かに特化したプロフェッショナルを育成するスタイルです。 例)ビジネス学部 会計学科 データマネジメント学科 ビジネスインフォーメーションシステム学科

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