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19.Nov.2024

【オーストラリア就職#25】キャリア×留学ー留学で人生にプラスアルファを!一発逆転オーストラリア留学の魅力ー

実際のところ海外留学は「自分の人生にどれだけプラスアルファをもたらしてくれるのか」も気になるテーマですよね。今回は、オーストラリアで長年留学エージェントを経営しているKOKOSオーストラリア大学.com代表の上條さんとキャリアマイスターCEO楠本が対談し、留学で得られるポジティブな影響について語ります。留学がキャリアに与える影響や、人生を豊かにする「プラスアルファ」についてご紹介します。 ▶️ 今回の動画のハイライト: 留学エージェント利用のメリットとエージェント選びのコツ オーストラリア留学の魅力 留学の人気都市 留学後のキャリア 留学エージェント利用のメリットとは? -安心・安全スムーズな手続きが可能ー 上條さんの経営する留学エージェント、KOKOSオーストラリア大学.comは、オーストラリアのシドニーにあり、主に大学や大学院への進学をサポートする留学エージェントです。学校選びからビザ取得、現地生活のサポートまで一貫したサービスを提供しています。自分で大学を探したり、ネット上で信頼のおける情報を見つけるのは大変です。エージェントは常に大学側とのコミュニケーションを密に取っていますし、現地情報も豊富です。留学エージェントを利用することで、疑問解決から大学の情報収集、進学手続きもスムーズに進めることができるのがエージェント利用のメリットの一つです。 また、日本の留学エージェントでは手数料がかかることが一般的ですが、グローバルスタンダードでは提携大学からの報酬で留学エージェントが成り立っているため、手数料無料のケースが多いです。KOKOSオーストラリア大学.comはオーストラリアにあるほぼ全ての大学と提携しているため、無料でカウンセリング、手続き、現地サポートまでを提供しています。特に初めて海外へ行く学生にとって、たくさんの不安があると思いますが、頼れるエージェントを見つけることで、安心・安全な留学生活を一緒にスタートできるのも留学エージェントを利用する一つのメリットだと思います。 オーストラリア留学がもたらすプラスアルファとは?ー人生一発逆転!?ー オーストラリア留学は、キャリアを考えた時も大きな逆転チャンスが潜んでいます。よく言われていることかもしれませんが、オーストラリアでは留学枠を使って大学へ比較的簡単に入学できますが、卒業するのにはしっかりした勉強が必須です。オーストラリアには、世界的トップ100の大学も多数存在しており、入学さえできれば、今後のキャリアをいい方向に導いてくれる可能性が高くなります。日本との時差も少なく、学生ビザで働くことができ、英語圏でインターンのチャンスもある数少ない留学先の一つです。もちろん、留学にはお金がかかるので、大きな初期投資が必要になりますが、今後のキャリアを考えたときに大きなリターンを得られるチャンスもあるのが、オーストラリア留学の最大の魅力です。 また、異文化に飛び込む留学は、日本国内では得られない「異文化理解」や「視野の広がり」を肌で感じることができるのも留学の大きな魅力です。日本の枠にとらわれない視点を養うことで、物事を多角的に見る力や新たな価値観を吸収する力が身につきます。新しい環境で自分を試し、言語や文化の違いなどを乗り越えることで得られる自己成長も留学の大きなメリットです。留学での挑戦は、人生の中で自分の殻を破る大きな機会になると考えています。また、言語や文化の違いを超えて築かれる人脈は、今後のキャリアにも大きな影響を与えます。オーストラリアでの学びや生活を通じて培われる対話力は、将来的に仕事や日常生活でも活かせる強みとなるでしょう。このような経験は、自身のキャリア選択や生活の中で非常に重要な要素となり得ます。 今回の対談で明らかになったように、オーストラリア留学は単に語学学習や学歴取得だけではなく、それを超えた本当に大きな価値をもたらします。視野を広げ、自己成長を促し、キャリアに有益な経験を積む留学は、将来の人生において強力な武器となること間違いありません。留学を検討している方は、ぜひこの「プラスアルファ」を意識してまずはチャレンジしてみてください! それでは、また次回の動画をお楽しみ下さい。 動画をご覧いただいた感想や質問、今後のトピックに関するリクエストもお待ちしています。(動画へのご感想やご質問は、コメントやメッセージでお知らせください) Career Meisterでは、皆様のキャリアの成功を全力でサポートいたします! ぜひ動画をご覧いただき、新たなキャリアの可能性を広げてください!🚀✨  

28.Oct.2024

【オーストラリア就職#24】日系企業のレア求人3選!オーストラリアの日系企業を人材のプロが解説!

今回は知っているようで意外と知らない?オーストラリアにある日系企業についてお話しします。業界別ではどんな日系企業がオーストラリアに進出しているのか、求人から見る最近の日系企業の進出スタイル、日系企業の求人トレンドなど、日系企業に特化した人材業界のプロの目線から解説しています。今回は後編となります。 前回の内容:【オーストラリア就職#23】日系企業の求人トレンドとは?オーストラリアの日系企業事情を人材のプロが解説! ▶️ 今回の動画のハイライト: 日系企業が少ない業界 日系求人が少ない業種 まとめ 現地企業求人もあります! 日系企業が少ない業界ー需要の高い業界と思われるIT業界やエンジニア系の求人は少ない? 需要の高い業界と思われているIT業界やエンジニア系の求人は、日系企業関連に限ってお話しすると実は少ないのが現状です。その背景として2つのことが考えられます。1つ目は、そもそも日系のIT企業がほとんどオーストラリアに進出していないことです。例えば、IT系でいうと、楽天やYahoo!、ZOZOTOWNなどがありますが、オーストラリアには進出してきていません。オーストラリアにもAmazon Australiaがあったり他の企業もあり、日本のサービスを持ってくる必要性が低いんです。日系企業が少ない業界のため、その分野の求人も少ないということです。2つ目として、オーストラリアのIT企業も日本語スピーカーの必要性があまりないため、日本語スピーカーに限っていうと、現地企業での求人も少ないのが現状です。もちろん、「日本語」「日系」を考えていない場合は、多くの求人があります。 他に日系企業の少ない業界としては、出版や中古販売、外食チェーンが挙げられますね。外食チェーンがシドニーには結構進出しているんですが、メルボルンにはなかなか来てくれませんね。大戸屋、吉野家、びっくりドンキーなどがあったら嬉しいんですが。 日系求人が少ない職種は?ー日本人にも人気のマーケティングは実は求人が少ない? これは、マーケティングやHR(人事)です。マーケティングは経営戦略、新規開拓、市場調査などの戦略やリサーチからプロモーション、ソーシャルメディアまで多岐に渡ります。特にプロモーション(広告)でキャッチコピーを考えたり「言葉のセンス」が問われる分野のマーケティングでは、日本語スピーカーを対象にした求人はほとんどありません。逆に日本へマーケットを広げたい現地企業での求人はあるかもしれませんね。マーケティングやHRは、その国の文化や行動習性などと強く結びついているので、できる限り現地の人に受け入れらるように寄り添っていかないといけません。その点で、日本人に限らず、移民が活躍しにくい分野であると思います。 だた、Career Meister でもマーケティングに興味のある方からの相談を受けることが多く、非常に人気の分野です。ぜひみなさんには仕事をつかみ取って欲しいと思っていますが、日系に限ってお答えするとマーケティング分野での求人数が少ないのは事実です。 Career Meisterで現地企業の求人はある? Career Meister では、日系企業向け求人の取り扱いが6割ですが、実は現地企業向けの求人も4割程度扱っています。現地企業で多いのは、日本のクライアント企業に対応できる人材を探して欲しいというケースです。先ほどの話の通り、オーストラリア現地企業のHR(人事)はオーストラリア人であることが大半です。つまり、日本語スピーカーを採用することはできるけど、日本のクライアント企業と日本のビジネスマナーなど文化的にも対応できる人材を見極めることができないという課題があります。採用してみたら、日本の企業からクレームが来たというケースも少ないようです。そのような場合に、日本人の目線から人材採用をお手伝いさせてもらうことあるため現地企業からの問い合わせも実は結構多いんです。 まとめ 今回は後編でしたが、いかがでしたか? 日系企業や日本語スピーカーに限らなくても、チャンスを掴み取るためには「こまめに求人を確認!」するが鉄則です。仕事探し中は頻繁に求人サイトなどの求人情報にアクセスし、できる限り早めに応募まで進めてください。弊社での最新求人情報はWebsite、LinkedIn、Instagramで配信しています。また、登録者にはNewsletterも配信していますので、就活中の方はぜひ登録して、一緒にオーストラリア就職を目指しましょう! それでは、また次回の動画をお楽しみ下さい。 動画をご覧いただいた感想や質問、今後のトピックに関するリクエストもお待ちしています。(動画へのご感想やご質問は、コメントやメッセージでお知らせください) Career Meisterでは、皆様のキャリアの成功を全力でサポートいたします! ぜひ動画をご覧いただき、新たなキャリアの可能性を広げてください!🚀✨  

11.Oct.2024

就職アドバイザーとして登壇してきました!

JETプログラムから帰国された方向けに就職アドバイザーとして代表楠本が登壇してきました。 JETプログラムとは? “JETプログラムは、「語学指導等を行う外国青年招致事業」(The Japan Exchange and Teaching Programme)の略称で、地方自治体が総務省、外務省、文部科学省及び一般財団法人自治体国際化協会(CLAIR)の協力の下に実施しています。JETプログラムは主に海外の青年を招致し、地方自治体、教育委員会及び全国の小・中学校や高等学校で、国際交流の業務と外国語教育に携わることにより、地域レベルでの草の根の国際化を推進することを目的としています。国内はもとより、世界各国から大規模な国際的人的交流として高く評価されており、このプログラムに係わる日本の各地域の人々と参加者が国際的なネットワークをつくり、国際社会において豊かな成果を実らせることが期待されています。1987年のプログラム開始以来、招致国は4ヵ国から51ヵ国に、参加者も848人から5,861人へと、事業は大きく発展してきています。そして、80ヶ国から7万9千人以上が参加しています。” 一般財団法人自治体国際化協会 (CLAIR) 馴染みがある例としては、「外国語指導助手(ALT)」が挙げられます。実はALTもJETプログラムの一環として国際交流の役割を担っています。 やっぱりネットワークが就職のカギ 以前にJETプログラムに参加し、すでにオーストラリアで就職している方々から、帰国されたばかりのJETプログラム参加者への就職アドバイスもありました。 今回プレゼンを聞いて感じたことは、やはりオーストラリア人でも卒業後や帰国後の就職に苦戦しているということです。日本人の私たちが日本で就職活動するのも、時間的にも精神的にも簡単ではありません。何枚もの履歴書を作成、企業研究、面接対策、面接練習、暑くても寒くても慣れないスーツを着ながら、無駄に緊張をして、失敗を繰り返し精神的なダメージも喰らいながら一歩づつ進めていきますよね。同様に現地の卒業生や帰国者も現地での就職に苦労しているように感じました。そりゃあ、現地の方ですらこんなにしっかりとレジュメやカバレターを作成し、面接対策をしてくるのですから、言語にハンデがある場合は、より一層の対策が必要だとも感じました。 最終的には、友達の紹介で就職先が決まったり、LinkedInでの投稿を見た企業から連絡が来てLinkedIn経由で就職先が決まったということでした。オーストラリアの就職においてネットワーク構築やSNSの活用は非常に重要だということをあたらめて認識しました。 オーストラリアでの留学を経て、日本での就職を検討している方もいると思います。JETプログラムで帰国された方はオーストラリアでの就活において、「JETプログラムに参加した」事実よりもそこから得た「ソフトスキル」をアピールする方が有効的とお話しされていました。日本に帰国した際の就活でも、企業側から「留学から何を得たのか」を求められる可能性がありますね。 就活Tips 「この業界や職種は向いていないかも」と決め撃ちせずにやってみると意外と向いていることがあるかもしれないので、「とりあえず、やってみる」のがおすすめ メンタル的なダメージを低減するために、「時間を決めて求人を探した方がいい」(毎日午前中に1時間だけとか) 面接はSTAR(Situation, Task, Action, and Result)で回答できるように練習する 面接で聞かれそうな質問を確認して、一通り回答できるように準備する 就職に関する疑問や問い合わせは、WEBのContact Usから受け付けております。 人材登録をしていただいた方には、Newsletterなどの配信もしておりますので、就活にぜひご活用ください。

09.Oct.2024

【オーストラリア就職#23】日系企業の求人トレンドとは?オーストラリアの日系企業事情を人材のプロが解説!

今回は知っているようで意外と知らない?オーストラリアにある日系企業についてお話しします。業界別ではどんな日系企業がオーストラリアに進出しているのか、求人から見る最近の日系企業の進出スタイル、日系企業の求人トレンドなど、日系企業に特化した人材業界のプロの目線から解説しています。 ▶️ 今回の動画のハイライト: Career Meister の紹介 オーストラリア(特にメルボルン)にある日系企業は? 業界別で見る日系企業 職種別で見る日系企業求人 最近の日系企業の求人トレンド Career Meister の紹介 Career Meister(キャリア マイスター)は2015年2月に創業し、メルボルンを拠点に「人材紹介(正社員・契約社員)」「人材派遣(カジュアル)」、オーストラリアでの「人事コンサルティング」を展開しています。専門としている分野は「オーストラリアで事業を展開している日本企業(70%)」のほか、「日本や日本人向けのビジネスを展開しているオーストラリア企業・グローバル企業(30%)」など、日本とのビジネスコネクションがある企業への総合人材サービスの提供に最大の強みと専門性を持っています。ご紹介しているお仕事は多岐に渡り、新卒の営業職や事務職などから会計、ITなどの専門性の高いポジションや、General ManagerやDirectorなどのシニアレベルのポジションまで幅広く扱っています。Career Meisterでは経験豊富な人材スペシャリストが「日本人」と「地球人」の両方の目線で、候補者とクライアント企業に高品質なサービスとケアを提供しています。 メルボルンにある日系企業数は? メルボルンの商工会議所に登録している企業ベースでみると、約100社。加えて、登録していない企業や日系資本の企業を含めるとメルボルンだけで約150社の日系企業が存在しています。シドニーはメルボルンの2倍、約300社程度だと思われます。実際に各都市の日本商工会議所に登録している企業数でみると以下のグラフようになります。(各都市で重複して登録している企業もあります) 日系企業もしくは日本と関係のあるビジネスに携わりたい方は、シドニーやメルボルンの方がチャンスが広がります。 ※データは2024年現在時点 メルボルンにはどんな業界の日系企業が進出しているのか? メーカー(製造業)が圧倒的に多く、メルボルンに日系企業が150社ある程で考えると50社ほどのメーカー企業が進出し、活躍しています。次いで、物流、商社、ファイナンス、サービス、小売などとなります。近年では、ユニクロや無印などの小売や不動産開発・住宅メーカーも積極的に進出してきていますが、商工会議所の登録社を参考にすると製造業、輸出入、投資などの分野が合わせて約60%を占めています。 職種別で見る日系企業求人と最近の求人トレンド 実はここ最近で増えている求人は営業職です。というのも、新規参入や既存で事業展開している日系企業のスタイルが2017年ごろまでと比べて小規模になってきていることが背景として挙げられます。どういうことかというと、2017年ごろまでは自動車業界を中心にメルボルンでオフィスと工場を構えて、大きな規模で事業展開しているスタイルが主流でした。200人以上の従業員がいるなど、会社規模が大きかったことに加えて、時代的にも英語が堪能な駐在員が割と少なかったので、通訳翻訳から総務、レセプション、簡単な人事までこなしてくれるようなオールラウンダーや秘書が求められていました。 ところが、最近では駐在員は1〜2人で進出してきて、そこからオーストラリアでの市場を開拓していこうという日系企業が増えています。また、駐在員の英語レベルも高くなっており、通訳や翻訳要員として現地の人材を採用するケースは少なくなっています。ただ、市場を開拓していくにあたり、やはり文化的な理解、オーストラリアでのビジネスマナーや慣習、英語でのビジネスの仕方など現地にいる方の助けが必要になるケースが見られます。そんな背景から、最近では一緒に市場を拡大していく営業職の求人が増えています。 また、小規模で進出してくる日系企業の特徴として、駐在員は新規開拓などのマーケティングを含む営業や、マネジメントで来られる方が多く、現地での採用に対しては、経理・財務担当など、オールラウンダーというよりは専門的なスキルのある人材を探すケースが圧倒的に多くなってきています。 他には、カスタマーサポート関連のお仕事にも多くの需要があります。APACというアジア+オセアニアで区域管理をしている企業は、APACの統括拠点としてシンガポールやメルボルン、シドニーを選ぶ企業も多くあります。その場合、その統括エリアに本店に近い機能を持たせるため、コールセンターなどのカスタマーサポートを構えているケースも多く、リモートで日本顧客の対応をします。そのためカスタマーサポート関連の仕事も絶えずあります。ただ、懸念としては、APACの統括をオーストラリアに置いている企業は、人件費をはじめ経営コストが高く、どこかのタイミングで、もっと経営コストを抑えられる国に統括場所を移動させる可能性があるかもしれません(笑)。ただ、オーストラリアに置くメリットとしては、時差がほとんど無いことや、治安や政治が安帝していることに加えて、他のAPACの国と比べて、日本人の永住者が多いことが挙げられます。短期ではなく、長期的に働くことができる人材がいるのは企業としては心強いですよね。 ちなみに、2021年時点でオーストラリアに住む日本生まれの日本人数は40,000人程度です。 参考:www.abs.gov.au. (n.d.). 2021 People in Australia who were born in Japan, Census Country of birth QuickStats | Australian Bureau of Statistics. [online] Available at: https://www.abs.gov.au/census/find-census-data/quickstats/2021/6201_AUS.

01.Oct.2024

オーストラリアの働き方ー出社義務化とハイブリッド勤務の行方ー

2024年初頭から、オーストラリアではポストコロナ時代の雇用状況の変化により、在宅勤務と出社勤務を巡る議論が活発化しています。出社と在宅勤務を織り交ぜた「ハイブリッド勤務」が定着したものの、企業と従業員の間で働き方の最適なバランスを巡る対立が表面化しています。労働法、企業方針、従業員の希望など複合的な背景から今まさにポストコロナの働き方が過渡期にあるように感じます。 世代別の出社傾向と地域差 興味深いことにオーストラリアでは、特にZ世代(1996~2010年生まれ)の従業員が他の世代に比べて出社率が高いということが調査によりわかっています。キャリアの初期段階にあり、ネットワーキングや学びのために出社を強要されている可能性もあるかもしれません。また、ニューサウスウェールズ州では公務員の出社推進が決まったのに対し、ヴィクトリア州政府は依然として在宅勤務を維持しています。 労働市場の変化と雇用主の動き オーストラリアの労働市場は、パンデミック直後の人材不足から一転し、市場の特徴として経済回復、移民増加による労働人口の増加、失業率の低下が挙げられます。したがって、雇用主優位の市場傾向(買い手市場)が強まっているのが現状です。企業は生産性向上を目的に出社を促しており、ANZ銀行やサンコープ、オリジン・エナジーなどの企業が、従業員に対して出社日数を増やすことを業績評価や報酬に関連付ける新しい取り組みを進めています。出社率が増加することで、メルボルンCBDなどでの活気や経済回復も期待されています。 雇用主と従業員の対立 先日、フェアワークでは民間企業の事務職を対象とする「クラークス・アワード」に在宅勤務に関する条項を導入する方針を発表しました。労働者としては、在宅勤務を重要な福利厚生として位置付けており、これが決定されると在宅勤務の選択肢が認められます。一方で、ロバート・ハーフの調査によれば、出社義務を導入した企業の31%で少なくとも1人の従業員が退職していると報告しています。出社義務化には一定の反発があり、買い手市場の中、「人材確保」の面からも従業員の要望とのバランスを取っていく必要があります。 AIの発展により業務効率化が進む一方で、企業は生産性向上と賃金のバランス、そして柔軟な働き方をどう取り入れるかが課題になります。「やることをしっかりやってればいい!」というオーストラリアらしい働き方が変化していきそうな予感です。この過渡期を乗り切るために、従業員は仕事へのコミットメントがより一層重要になり、企業側も従業員のニーズに柔軟に対応することが鍵となりそうです。 参考:The Daily NNA豪州&オセアニア版(Australia & Oceania Edition)

30.Sep.2024

【オーストラリア就職#22】オーストラリア平均年収1000万は本当?人材のプロが解説します!

オーストラリアは給与が高いと言われています。実際に平均年収が10万ドル(約1000万)に到達したということで、今回は人材業界の目線から平均年収1000万について紐解いていきます。 ▶️ 今回の動画のハイライト: 平均年収10万ドル(1000万)は本当か!? オーストラリアの年収中央値は? 年収の高い業界 平均年収10万ドルは事実! 給与は高い!豪生活の実態は困窮 活躍する日本人も増加 ※為替によって前後しますが、現在はAUD1ドル=100円近いので、1ドル=100円で換算しています オーストラリアの平均年収10万ドルは事実 オーストラリアの平均年収は10万ドル、これはAUD1ドル=100円と考えると1000万円に相当します。まず、平均年収1000万円(相当)が本当かというと、それはデータ上事実です。 ただ、実は日本円で年収約600−700万円あたりが中央値となっていて、実際にはこのくらいの年収を稼いでいる人が一番多いというのが現実です。なので、平均年収1000万は事実ですが、実際にはそこまで稼いでいない層もかなり多いということです。 業界によって給与が決まる この年収は、職業によっても変わってきます。お医者さん系、デジタル系はもちろんですが、オーストラリアでは資源系で活躍する人も給与が高いです。例えば、マイニングや天然ガスなどに携わる業務、近年では風力発電や太陽光発電に関する仕事が給与水準を引き上げています。逆に、ツーリズムやホスピタリティなどの業界は同じ職種だとしても給与が少し上がりにくい傾向があります。 特にパースでは、資源系の給与水準が高いために州全体の給与水準が高くなっています。一方で、シドニーやメルボルンなどでは、IT系や金融系が高いですね。また、給与は需給バランスにも影響されます。働き手がいないと給与が上がり、アドミンのような人気職は給与が上がりにくい傾向にあります。 Australian Bureau of Statistics (May 2024), Average Weekly Earnings, Australia, ABS Website, accessed 27 September 2024. Seekの年収が高い職業リストやAustralian Bureau of Statisticsのデータを参考にしてみてください。 High salary careers Average Weekly Earnings, Australia 実は日本の方が豊かな生活ができるかも? 日本の平均年収は450万程度です。それと比べるとオーストラリアの年収1000万はやっぱり高い気がしますが、実際のところは物価を考えると結構大変です。中央値の年収600−700万の層は生活がかなり圧迫されており、利率も上がっているのでローンや家賃の支払いで収入の50%程になってしまっているというのがニュースになる程です。なので、給料はいいですが、生活するとなると家賃などの支出も同じだけ大きいということです。物価に対して同じくらいの比率の給料であれば、日本の方が豊かな暮らしができるかもしれません。ただ、ワークライフバランスなど働き方は違うので、日本が合う人、オーストラリアが合う人もいると思います。 日本人でも1000万プレイヤーが増えている 一昔前までは、実は日本人で1000万稼げる人はほとんどいませんでした。業界的に給与が上がりにくいポジションで働いている人が多かったということです。しかし、オーストラリアで大学を卒業する人が増えたりしたことで、徐々にIT業界など働く人も増えてきました。高い水準の分野で活躍できる日本人が増えてきています。 動画をご覧いただいた感想や質問、今後のトピックに関するリクエストもお待ちしています。(動画へのご感想やご質問は、コメントやメッセージでお知らせください) Career Meisterでは、皆様のキャリアの成功を全力でサポートいたします! ぜひ動画をご覧いただき、新たなキャリアの可能性を広げてください!🚀✨  

13.Sep.2024

【オーストラリア就職#21】オーストラリアでキャリア形成!日本からパートナービザで移住、現地企業就職、働き方(後編)

🌟オーストラリア就職を目指す皆様へ!最新動画をアップしました!🚀 今回は現地企業で働く西前さんにインタビュー!現地での仕事探しの戦略や現地企業で働く醍醐味をお伝えいたします。後編ではどうやって希望職に現地就職できたのか、オーストラリア企業で働く醍醐味、働き方などについて伺いました。上司への接し方、給与交渉の仕方などオーストラリア就職、オーストラリアでのキャリア形成の参考にしてください! ゲスト:西前敦司さん 滋賀県で生まれ育ち、大学時代の語学留学をきっかけにオーストラリアのメルボルンへ大学留学。卒業後は日本に帰国しメーカーでキャリアをスタート。2021年に再び渡豪し、現在は豪のメーカー企業で調達を担っている。 ▶️ 今回の動画のハイライト: オーストラリアでの就活/転職 現地企業での働き方(上司との関わり方、給与交渉など) 現地企業で働く醍醐味 オーストラリアではどうやって仕事を探しましたか?ーとにかく数を打ちました。できることからスモールスタートでステップアップ! 移住したタイミングがコロナパンデミックの真っ只中だったので、まず、とにかく仕事がありませんでした。半年くらい仕事がない状況でした。Seek、LinkedInなど活用しましたが、ほとんど返信もなく、エントリーレベルで履歴書を提出しても全然引っかからず、履歴書を書き直してみても全然ダメ。「オーストラリアでの職歴がない」ことを理由に断られることが大半でした。とにかく自分ができそうな仕事に応募しまくって、採用された1社でオーストラリアでのキャリアをスタートしました。同じ物流業界ですが、倉庫でのピックアンドパック業務でした。想定はしていませんでしたが、そこでフォークリフトの資格も取得でき、現職でも役立っています。 働く環境として、社内での人材育成はありますか?ー「じゃあ、あとは自分でやってみて」という環境、自分で感覚を掴んでいくしかない ありません。この現地企業では日本のように先輩がついて教えてくれることはありませんでした。「こういう風にやってね」「じゃああとはどうぞ」みたいな感じでしたので、特に社内教育のような研修はありませんでした。自分で感覚を掴んでいくしかないですね。 オーストラリアでの就活はどうでしたか?ーネットワークは強いなと感じます。日本での職務経験は役に立っている 前述の通り、最初はLinkedIn、Seekなどまず返信が来ない。やはりネットワーク、コネが圧倒的に強いです。現職でも家族、友人のつながりで入社してくる方々がものすごく多いです。日本の職歴の評価についてですが、日本の職歴については触れられますが、深掘りはされなかった印象です。ただ、日本でも製造業で働いていたので、自分が会社のどの部分を担っているのか、全体像がわかるためスムーズに業務に馴染むことができて日本での経験は役立っています。 オーストラリアでの転職活動はどうでしたか?ーキャリア形成を考えてポジションを絞った就職活動をしました 2社目は、キャリアを形成していくにあたり、調達をやりたいと思っていたので、調達、サプライチェーンに的を絞って仕事を探しました。10社も受けていませんが、現職に転職できました。将来的にはサプライチェーンマネージャーなど、その会社の物の流れを全部管理できるようになりたいですね。 現地企業で働くのに苦労していることはありますか?ー英語ですね 自分以外は英語ネイティブですので、最初は「こいつら何言ってるんだ。。。」ってほど壊滅的にわからない。オーストラリアの大学を出ていても、専門用語が出てきたり、大学での英語のレベルとは違います。上司が理解のある方で、分からないことは聞いたら教えてくれるのでとても恵まれていますし、感謝しています。 現地企業での働き方はどうですか?ー僕 個人的には気を遣ってます 時間厳守については、締切に間に合うようにやろうとはしながらも結構雑談が多いです。そういう意味ではピリつく感じはないですね。コミュニケーションは、上司に対してもフラットに話せる環境です。ただ、僕は気を遣います(笑)相手の気を悪くしないように言葉遣いは配慮しています。「日本人っぽい」って言われますね(笑) ちなみにクビとかもあまりないですが、クビにされる人はちゃんとクビにされてます(笑)明らかに会社に来ない、仕事をしないという感じで、周りから見ても当然クビだろうという感じでした。 給与交渉はしましたか?ーしました、満額OKでした! はい、しました。希望額を提示して、なぜなら自分はこれをやったからだと1年間やってきた功績を話しました。提示額は、自分のポジションレベルでの市場の相場を求人サイトでなんとなく把握して、その相場感に合うようにな金額で提示ました。 オーストラリアで働く醍醐味は?ー自由なところ! 自由なところです。具体的には時間的な自由です。基本的には始業時間、就業時間が決まっていなくて、週38時間でやりくりするイメージです。なので、2時間残業した日があれば、次の日2時間早く仕事を切り上げることができます。 未来の地球人へのメッセージー言語習得がカギ 言語ができると強みになるので、英語を習得してほしいなと思います。また、教えてもらったことをすぐに実践する力、素直さも大事だなと思います。また、自分の仕事にプラスアルファ何かする人材が重宝されるように思います。自分は時間厳守、プラスアルファの仕事をすることは日本で学んだので、そういうマインドがあるとオーストラリアでも活躍できると思います。 パートナービザの方、パートナービザを目指す方へのメッセージー運転免許と希望職種の資格取得! 運転免許はあった方がいいです。運転できないと仕事を探せる幅が本当に狭まってしまいます。また、もし希望業種があるなら、資格取得がおすすめです。日本からでもオンラインで取れるものもあるので、資格を取得しておくといいと思います。 動画をご覧いただいた感想や質問、今後のトピックに関するリクエストもお待ちしています。(動画へのご感想やご質問は、コメントやメッセージでお知らせください) Career Meisterでは、皆様のキャリアの成功を全力でサポートいたします! ぜひ動画をご覧いただき、新たなキャリアの可能性を広げてください!🚀✨  

11.Sep.2024

【留学・海外就職を目指す方】質問に答えます!第二弾

皆さん、こんにちは。今回は前回の続きで「大学生からの質問に回答」第2弾です⭐️ 今回は大学生から頂いたご質問に楠本がお答えいたします!大学時代バックパッカーを経て、ニュージーランドへの留学も経験している海外留学、海外起業の大先輩が英語に関すること、海外で起業するということ、仕事のやりがい、なぜメルボルンのなのか?など仕事、留学、海外に関するご質問に回答していきます。ぜひ最後までお付き合いください。 🎩オーストラリアで人材紹介へ転職しようと思った理由 ー 海外でチャレンジしたい欲が爆発 NZ留学帰国後に入社した語学学校の運営・⽣徒獲得の営業から最終的には当時の会⻑秘書も経験し、仕事⾃体は充実していました。しかし、20代最後という節⽬でどうしても海外就職にチャレンジしたいという気持ちが抑え切れなくなりつつあったタイミングだったので、会社を辞める決断をし、転職活動をしていました。  転職は人材会社に絞っていたのではなく、職務経験から「営業」が自分の武器ということを自覚し、その武器で海外チャレンジできる仕事を探していたところ、たまたま「人材営業」と「支店の運営」いう自身の経験を最大限に活かせるポジションでオーストラリアの会社に採用してもらったことで、人材ビジネスに携わり始めたというのがきっかけです。  結果的に人材ビジネスはものすごく自分の性に合っていたということですね。  また、転職活動の際に留学を経験したNZを含めたオセアニア地域が第⼀希望でしたが、今振り返っても、オーストラリア、それもメルボルンに決まったのはもの凄く運が良かったと思います。   🎩働き方で日本と違うところ ー 日本は「野球」スタイル、オーストラリアは「サッカー」スタイルですね 2007年に日本を離れてしまい、その後は日本の働き方も大きく変わったと思いますので、今の状況についてはあまり把握していません。しかし、その当時の日本の働き方と比べるとオーストラリアの働き方は全く違いました。  日本で働いていた頃は終業時間後に本社でミーティングをやるということで、当時は甲府に勤めていましたが、21時過ぎに甲府から本社(東京・大崎)に向かい、23時頃に着いてからミーティングを1時間ほどやるといったことも何度もありました(当然帰れません)。  当時勤めていた会社だけではなく、どの会社も労働に対するルールが無茶苦茶だった部分が大小問わず色々とあった時代です。  一方で、豪州は個々人の権利や生活が非常に守られています。従業員と雇用主が平等か、従業員の方がより保護されているという労働環境のため、会社に属して働く環境としては非常に快適です。  また、勤務時間が9−17時ということであれば、時間が決まっているサッカーやバスケの試合のようにこの時間内に全力で仕事を終えて、延長戦は一切なしで帰ります。  万が一、どうしても終わらない仕事がある場合も「延長は60分のみ」みたいな、これまたサッカーの延長戦のように時間を決めて猛烈にやり、再延長はありません。  但し、この場合は延長60分で終わる程度の仕上げで仕事を終えてしまいます。そういう働き方なので、日本のように終わるまではズルズルやりますといった働き方はあまり歓迎されません。  日本は試合が終わるまでは時間無制限でやる「野球」スタイルが馴染んでいますが、豪州を含め、欧米は時間内で決着をつける「サッカー」スタイルですね。  🎩なぜオーストラリアなのか? ー オーストラリアでのライフスタイルが気に入っているから 今の活動拠点がオーストラリアなのは、純粋にオーストラリア(特にメルボルン)での生活が非常に気に入っているからですね。同時に行きたい所、住んでみたいところは沢山あるので、自分の会社の経営を維持しつつ(何しろそこが収入源ですので)、色々と世界各地に行ったり、住んでみたいとは今でも思っています。  バックパッカーは予算の都合で物価の安いアジアが中心になりましたが、社会人になってからはヨーロッパや北米にも長期で遊びに行ってますし、今は特にアジアに拘っていることはありません。  ただ、オーストラリアから近いということもあって、サーフィン旅行でインドネシアのバリ島は年に2回は行ってました。 🎩オーストラリアという海外で仕事をするやりがいは? ー オーストラリアで日本人が活躍できる場所を創出したい! 海外で仕事(特に日本と関わる仕事)を何年かしていると、気持ちの何処かに日本を代表して頑張っているという気持ちが芽生えます。特に私の仕事は豪州在住の日本人へ仕事を紹介したり、在豪の日系企業へ適切な人材を紹介するというサービスを提供していますので、直接的には日本人の雇用機会を創出し、間接的にも日系企業の海外進出とそこでの事業強化のサポートをしているという自負があります。  また、起業した大きな理由の一つには、日本人の活躍の場を更に創出していきつつ、そこから日系企業のグローバル競争力のより一層の強化に繋げたいという想いがあったからです。そういった部分には非常に大きなやり甲斐を感じています。  🎩なぜ起業する場所としてメルボルンを選んだの?ー経験からネットワーク・経験・知識を活用できる場所  メルボルンで約7年の⼈材業界での会社員経験を経て、⾃分のネットワークと経験・知識を活⽤すれば起業しても勝負できると判断したので、結果的にメルボルン⼀択での起業となりました。  起業にあたって、最も⼤事なことは「何を武器(専⾨性)」に「何処で勝負する(場所)」かだと思いますが、私にとってはそれが整っていたのがメルボルンだったということですね。  🎩今の仕事のやりがいと大変なことは何ですか? ー 「ありがとう」を活力に挑戦を楽しんでいます 何でもそうだと思いますが、一番大変なことは、始めることより、それを継続していくことです。  ビジネスも同じで、会社を立ち上げることはそれほど難しくありませんが、継続していくことは想像以上に大変です。会社員とは違って、経営者は常に会社を存続させていきつつ、自分で雇った従業員をちゃんと守っていかなければいけません。それが何より大変ですね。  と言いつつも、同時にそれが一番のやり甲斐でもあり、面白さでもあります。  ビジネスを継続させていく為には順風満帆な時も、コロナでのロックダウンの時も常に新しいビジネスや、より良い方法を計画・実践・反省を繰り返しながら、前進しています。  会社経営以外では、やはり仕事を紹介して採用された方から「ありがとう」と言ってもらえると嬉しいですね。  🎩オーストラリアでのお給料事情は?賃金が高めという印象がありますが、実際はどうなのでしょうか? ー 高いですが、生活費や福利厚生を考えると日本も悪くはない 賃金は間違いなく日本より高いですが、Living Cost(生活費)も高いです。なので給与が高い分、豊かであるというよりは、それだけの給与がないと生活するのがなかなか大変というのが実情です。  単純比較ですが、日本の最低時給(全国平均)が時給1125円であるのに対して、豪州の最低賃金は2024年7月時点では24.10ドルとなっています。(週給ベースでは$915.90)  また、日本でいうアルバイトは豪州では「カジュアル」と呼びますが、この場合は上記の時給に対して25%の手当が追加されます(その代わりに有給休暇などは付きません) 。 また、平均年収も日本とはだいぶ違います。  下記はオーストラリア統計局(2024.05時点)のデータですが、フルタイム(週38時間勤務)の場合の全国の平均年収は100,016ドルとなっており、公務員の平均115,164ドル(男性)、102,856ドル(女性)、会社員の場合は103,755(男性)、88,316ドル(女性)となっています。  とは言え、日本の場合は福利厚生が充実しており、例えば「家賃補助」「交通費負担」「社会保険」「年金」など、実際には会社や組織が従業員のために負担し、積み立てたり、支払ったりしてくれています。  オーストラリアにはこういった福利厚生が殆どありません。会社は給与(+年金)を払って、「あとは自己責任で好きなように使って下さいね」というスタンスですので、こういった目に見えない福利厚生も給与として換算すると、日本の給与の方が一概に低いという訳ではないということですね。  🎩就職や将来のことを見据えて、我々が今からやっておいた方がいいことは?  

30.Aug.2024

【留学・海外就職を目指す方】質問に答えます!第一弾

皆さん、こんにちは! 今回は大学生から頂いたご質問に楠本がお答えいたします!大学時代のバックパッカーを経て、ニュージーランドへの留学も経験しています。海外留学、海外起業の大先輩が英語に関すること、海外で起業するということ、仕事のやりがい、なぜメルボルンのなのか?など皆さんからの仕事、留学、海外に関するご質問に回答させていただきます。ぜひ参考にしていただければ幸いです。次回にも続きますので、お楽しみに! 🎩楠本が思う英語上達方法は? ー 間違えてもいい!とにかく喋る!というマインドと地道なシャドーイング 正解は無いと思いますが、私の英語力の基盤は受験勉強とNZ留学時代に必死に勉強したものが基礎となっています。留学時は毎⽇ラジオを聞いて、何とか聞けるようになったら、今度はそれを真似して⼀⼈でブツブツ喋っていました。(シャドーイングという⽅法ですね)  あとは間違うことは気にせずに、ひたすら良く喋りました。特に学校では、間違えると先⽣が直してくれるので、授業中に発話量が多い⼈がどんどん上達していくというサイクルを上⼿く活⽤しました。逆に⽂法等の勉強は受験勉強と⽐べるとあまり難しく無かったので、机に向かって勉強するよりも、実際に英語を使うという⽅法で上達していったと思います。  そんな⽅法でしたので、あまり集中して勉強するというスタイルではありませんでしたが、「書く」勉強をする際だけは、時間を決めて集中してやっていました。実際に私がNZ で受けた英語の試験でも20分で⼀つのクレームレターを書き上げるとか、そういう内容のテストだったので、20分を測って、全集中⼒を20分に充てるといったやり⽅で勉強していました。  語学習得と「完璧主義」は相性最悪ですので、語学の習得に関して、完璧は⽬指さず、60−80%で良いやぐらいの気持ちで臨む⽅が結果的に上達のスピードは格段に上がります。  🎩なぜ大学を休学した際に、留学するのではなくバックパッカーを選んだのか? ー 色々な文化に触れたかった 当時は留学で一つの街にじっくり住んで学ぶよりも、色々な国や文化を見たいという気持ちが圧倒的に勝っていたので、留学という選択肢すら思い付きませんでした。  🎩様々な国を旅する中で、最も印象に残っていることは? ー 自分は幸せ者だと気づいたこと。失敗しても死ぬわけではない! バックパッカー中はアジア中心でしたが、その後は仕事やプライベートも含めて、ヨーロッパや北米、ロシアなどにも行きました。自分がどれだけ幸運に恵まれているのかを常に実感します。先進国の日本に生まれて、学生の身分でもバックパッカーでアジアを放浪できて、日本は世界のどの国よりも清潔で安全で便利。そんな国に生まれたのは本当に幸運だったというのが色々な国を旅してすごく良く分かりました。  また、失敗しても死ぬわけではないから、やる気と覚悟さえあれば、何でもやったら良いということに気が付いたのもバックパッカーでの発見の一つでした。  欲を言えば、世界共通語の英語が日本でも普通に話せる環境であれば、言うこと無しですけど、それは欲張り過ぎですね。  🎩大学時代に一年間休学を決めた時の周りの反応は?ー 健康と安全には気をつけてね 特に両親には反対もされませんでしたが、どうしてバックパッカーに行きたいのかは明確に説明しました。まぁ、自分で決めて、自己責任で行くのであれば、帰ってきてから頑張れよ、という感じだったと思います。納得してもらったあとは「元気で行ってこい」という程度でしたね。  周囲の友人は既にそういう性格だということも分かっていましたので、普通に激励会をやって送り出してくれました。(大学の夏休みには後輩がバンコクに遊びに来たので、合流して一緒に遊んだりもしましたね)  🎩留学してよかったこと(英語力の変化など)や驚いたこと、意識したことは? ー 自分に課題を課しました「目標達成までは日本語禁止令」 バックパッカーを1年やり通した経験があったので、英語力は低いくせに、コミュニケーション力と海外に対する自信だけは満々な状態でNZに乗り込んだのを今でも覚えています。しかもNZは先進国ですから、自分が放浪していた国と比べると格段に綺麗で安全ですので、「アジアやインドと比べると全然余裕だな」という変な余裕も持って乗り込んでいました。  ところが、現地の学校に入ってみて、早々に自信は砕かれました。  必要最低限で通じる旅の英語とは違って、日々の生活で使っていく英語は本当に幅が広く、しかもまず学校の先生の言っていることがさっぱり分からない、というところからのスタートですから、当たり前といえば当たり前なのですが…(笑)  学校に行き始めて、最初の1週間で当初目標にしていた「6ヶ月での英語習得」は到底無理だと自覚し、まずは最初の半年で英語が聞けるようになろうと目標を設定し直しました。  また、語学学校には日本人留学生もそれなりの数がいましたが、目標達成までは日本語は一切使用しないという鉄の掟を自分に課し、最初はなるべく日本人とは接しない、接するにしても自分よりクラスが上の人だけにしよう、という変なルールも設定。きっと、日本人留学生からすると相当変わった、感じの悪い奴だったと思います。そのお陰もあって、誰よりも短い時間でレベルアップも出来ましたし、その結果が数年後の海外就職に繋がったことは間違いありません。  ちなみに<6ヶ月で聞けるようになる>というのは、何となく実現できましたが、<残りの6ヶ月で話せるようになる>というのはいまだに「うーーん…」といった達成具合でした。  私にとっては英語はアウトプットの方が格段に難しいと今でも思っています。  🎩ニュージーランドの留学をどのように活かしましたか? ー 「言語」を習得したことと海外にチャレンジしたい気持ちが確固たるものになった時間 私にとっての人生のターニングポイントは間違いなく、バックパッカーで日本とは異なる世界を自分の目で見て、肌で感じたことだと思いますが、ニュージーランドでの留学経験は世界で生きていく為の「言語」を習得するという面で今でもすごく役に立っています。  また、バックパッカーは<旅>というスタイルですので、定住ではなく、常に移動をしていきますが、留学はある一定期間、同じ場所に留まり、そこで生活をします。定住をすると楽しいことばかりではなく、時には辛いことや悲しいことなども経験しますが、豪州への転職前に海外で1年半でも定住してNZで生活経験を積めたことで、海外転職後にスムーズ生活に馴染めたと思います。何より、海外にチャレンジしたいという気持ちを確固たるものにすることが出来て、その自信を確立することが出来た時間でした。 🎩簡単で美味しいオーストラリアの料理は?日本で買えそうなグルメは? ー Barbieしかない! オーストラリアの代表的な料理はダントツでBBQです。(料理というのかな?)  冬のメルボルンではなかなか難しいですが、夏になれば何処でもみんなBBQです。公園や川沿いにもBBQの施設があって、週末や夕方は本当に賑わっています。一家に一台はBBQ台がありますよ。  日本で買えそうなグルメ…  オーストラリアのワインは日本ではまだまだ認知されていないようですが、相当なレベルです。もちろん、本場フランスやイタリアのワインも美味しいのは間違いありませんが、オーストラリアワインも決して負けていません。但し、値段が安過ぎる(1000円ぐらい)のはあまりお勧めできないのですが、こちらで25ドル程度のワインぐらいからは美味しいものが沢山あります。学生時代に3000円のワインを買うのはなかなか冒険ですが、記念日や特別な機会にチャレンジしてみて下さい! ………続く 動画をご覧いただいた感想や質問、今後のトピックに関するリクエストもお待ちしています。(動画へのご感想やご質問は、コメントやメッセージでお知らせください) Career Meisterでは、皆様のキャリアの成功を全力でサポートいたします! ぜひ動画をご覧いただき、新たなキャリアの可能性を広げてください!🚀✨  

30.Aug.2024

【オーストラリア就職#20】オーストラリアでキャリア形成!日本からパートナービザで移住、現地企業就職、働き方(前編)

🌟オーストラリア就職を目指す皆様へ!最新動画をアップしました!🚀 今回は現地企業で働く西前さんにインタビュー!現地での仕事探しの戦略や現地企業で働く醍醐味をお伝えいたします。パートナービザでの仕事探しや、国際結婚での暮らしの選択なども含めてお話ししています。まずは前編として、なぜ留学しようと思ったのか?日本での就活についてご覧ください。 ゲスト:西前敦司さん 滋賀県で生まれ育ち、大学時代の語学留学をきっかけにオーストラリアのメルボルンへ大学留学。卒業後は日本に帰国しメーカーでキャリアをスタート。2021年に再び渡豪し、現在は豪のメーカー企業で調達を担っている。 ▶️ 今回の動画のハイライト: 留学のきっかけ 日本での就活 オーストラリアに戻ってきた理由 留学のきっかけー大学時代の語学留学でメルボルンに一目惚れ「オーストラリアの大学に行きたい!」と思いました オーストラリアには実は小学校2年生の時に、当時通っていた英会話教室の1週間ホームステイ企画で来たことがあります。その時はもうホームシックで1週間ぶっ通しで泣き倒しました。ですが、大学時代に行った語学留学で「オーストラリアの大学に通う!」と覚醒し、帰国後速攻で両親に「留学行きたいです」と話しました。幸いにも応援してくれたので、「頑張ろう!」と思い、早速日本の大学を退学手続きしました。すぐにメルボルンの大学へ行くために大学付属の語学学校へ進学しました。小学校2年生での経験がトラウマでしたが、親戚など周りには「今後日本語だけでは生きていけなくなるから、海外に行け」と幼い時から話を聞いていたりしたことも少し影響しているかもしれません。 卒業後は日本に帰国し就活されていますがどうでしたか?ー余裕でした! まず、卒業後はオーストラリアに残って働くことは選択肢としてなくて、オーストラリアで勉強したこと、語学力を活かして日本をベースに海外に出張するなどの仕事をしたいと考えていました。2017年当時は売り手市場ということも後押しがあり、複数者から内定をもらいました。海外大卒がメリットとなっていたように感じます。日本のメーカー企業で3年勤務しました。 なぜオーストラリアへ戻ってきたの?ーオーストラリア人のパートナーと2人で働ける環境は日本ではなくオーストラリアだと思った 妻はオーストラリア人で、1年間ほど日本で暮らしていたのですが、日本で働くのにはかなり高い日本語力が求められ、日本語は話せるのですが、正社員での雇用はなかなか難しいことがわかりました。夫婦2人とも満足のいく働き方、生活を考えて、結論オーストラリアを生活基盤とすることを決めました。 動画をご覧いただいた感想や質問、今後のトピックに関するリクエストもお待ちしています。(動画へのご感想やご質問は、コメントやメッセージでお知らせください) Career Meisterでは、皆様のキャリアの成功を全力でサポートいたします! ぜひ動画をご覧いただき、新たなキャリアの可能性を広げてください!🚀✨  

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