【学生の皆様へ】リクルーターを使うメリット⁉️ 学生の就活に関する質問にお答えします!

メルボルン大学のキャリアフェアにスピーカーとして行ってきました!

3月15日まで2週間ほどに渡り実施されたメルボルン大学・大学院でのキャリアフェアにスピーカーとして登壇してきました!

今回のキャリアフェアはメルボルン大学が、同大学・大学院を卒業後にオーストラリアでの就職を目指す学生を対象に実施しているフェアで、当社は「リクルーターを利用する」というテーマにおけるパネルスピーカーを担当させていただきました。

参加者の多くが留学生ということもあり、日本人留学生にも通じる質疑応答が沢山ありましたので、Q&A方式で当日の内容を紹介します。3月から日本の新卒向けの就職活動も解禁となり、オーストラリア就職を検討している方や、オーストラリアでの転職を希望している方の参考にしていただければ幸いです。

YouTubeでもオーストラリア就職に関して、様々な切り口から発信をしていますが、今回は主に大学・大学院の卒業生向けに人材会社(リクルーター)を利用するメリットなどをお伝えしていきます。

 

Q. Career Meisterの企業紹介をお願いします

A. Career Meisterは日系グローバル企業への人材サービスを提供する為に、2015年2月に日本人創業者が興した人材会社です。取り扱いのある仕事も日系グローバル企業でのお仕事が中心となり、単純に日本語・英語が使えるというだけではなく、企業文化の違いや人柄、経験・能力といった面でも評価していただける企業・ポジションの取り扱いが多くなります。カバーする業界はIT分野から小売や物流まで日系企業がメルボルンで事業展開する業界は全てカバーしています。

また、人材への対応も、応募案件の候補者としてのみ扱うのではなく、日本と豪州の文化や商慣習の違い、メルボルンの労働市場に精通した日本人コンサルタントが、候補者一人一人の1年後、5年後、10年後のキャリアの目標も見据えたキャリアアドバイスも行なっているという点が当社の最大の特徴です。 

 

Q. 人材エージェントを利用するメリットはなんですか?

A. 直接応募する方が採用され易いと思われる方もいると思いますが、必ずしもそうではありません。

中にはリクルーターは利用しないという企業もありますので、その場合はリクルーター経由での応募はできません。一方で、求職者目線で言えば、これまでの経験上、リクルーターを利用する方が採用の可能性は高く、有利に就職活動を進められる場合が多いと言えます。

まず、採用する企業側の目線では、人材を採用する際、企業は無数の履歴書を受け取り、その選考に多大な時間と労力を費やします。この多大な時間と労力、更には人事担当者が採用に費やす労働コストを「リクルーターを利用する」ことで、相当削減することが可能となります。つまり、劇的にコストとタイムパフォーマンスが向上します。

通常、人材会社を利用する企業では、選考プロセスの第一次選考(書類選考と一次面談)をリクルーターに任せていますので、紹介される候補者は、既に一次選考を通過した候補者から選考を進めていくことができます。また、リクルーターからは履歴書だけでなく、ビザステータスや希望給与などをはじめ、様々な補足情報が人事担当者と共有されますので、採用を進めていく上でもスムースかつ迅速にプロセスを進めていくことが可能となります。

この情報共有という点は、求職者・応募者側目線でも、求人案件に直接応募するよりも格段に有利かつ、スムースに就職活動を進めることができます。また、リクルーターとの面談を実施することで、応募している企業の特性や重要視されるポイントについての貴重なアドバイスを得ることもでき、これは直接応募では得られない特大のメリットです。

そして何より、リクルーターは地域や業界、職種に精通したプロフェッショナルのネットワークを確立しています。学生時代には構築の難しいネットワークをリクルーターを利用することで、存分に活用していただくことが最大のメリットになると思います。

 

Q. 採用のプロセスを教えてください

A. ここではあくまで一般的な流れをご紹介します。

  1. ポジションに応募(履歴書の送付とWEBからの人材登録)
  2. 担当のリクルーターとミーティングを実施:
    応募企業の詳しい説明やポジションについての説明を実施して、お互いの認識を一致させる場となります。面接や採用プロセスなどについての質問も受けています。
  3. クライアント企業へ候補者として紹介:
    2.のミーティングの結果、双方にて選考を進めるとなった場合は、リクルーターが候補者の情報をまとめて、履歴書と一緒にクライアント企業へと紹介します。
  4. クライアント企業にて書類選考の実施
  5. クライアント企業での面接を実施:
    会社の規模にもよりますが、
    一般的には2−5回程の面接があります。(最終面接は面接ではなく、オファー内容の確認などを実施する会社も多くあります。)
  6. Reference Checkの実施:
    最終面接後かそれと同時進行でReference Checkがあり、以前や現在の職場の上司などに勤務態度や働き方、業務上における強みや弱みなどの確認を実施します。
  7. 正式オファー

 

Q. 候補者を選ぶ際に見ている判断ポイントはありますか?

A. これはポジションに応じて、ケースバイケースです。採用する企業とポジションの求める内容に応じて総合的に判断していますので、一つだけ、ということはありません。

一方で、当社の取り扱うポジションにおいては日系グローバル企業内での案件が多い為、お持ちのご経験や言語力(英語・日本語)、ハードとソフトスキルに加えて、クライアントの企業文化や所属するチームカラーに候補者がフィットするかどうか、なども判断基準の一つとなります。

 

Q. デジタル化が進んできていますが、採用プロセスにおいてデジタルがどのように機能しているのか、それに対して学生ができることはありますか?

A. 現在の学生はデジタルに慣れ親しんでいると思いますが、就職活動においてもデジタルプラットフォームを存分に活用していくことが、自身のスキルや資格を潜在的な雇用主に効果的にアピールし、希望する分野でのチャンスを確保する有効な手段となります。

  • オーストラリアで最大の求人サイトである「SEEK」をはじめ、日本でも馴染みのある「Indeed」、オーストラリアの大学生なら誰もが利用している「LinkedIn」などオンラインの求人サイトや仕事向けのSNSから、容易に求人情報やオンラインネットワークにアクセスが可能ですので、こういった媒体向けに履歴書は必ず最新版にアップデートすることをお薦めします。
  • 当社はスタートアップで規模も小さいので、基本的には送られてくる全ての履歴書に目を通します。一方で、大手のリクルーターや採用企業では「ATS(Application Tracking System)」を使用しているところも増えていますので、AIのよる書類審査を通過できるように、求人内容に記載されているキーワードを出来るだけ盛り込んだ履歴書を作成することをお薦めします。
  • 日本とは違い、オーストラリアでは就職活動においてネットワーキングが超が付くほどに重要です。希望する業界や職種で活躍するプロフェッショナルと繋がることの出来る「LinkedIn」などのSNSを最大限に活用していきましょう。
  • グローバル化やリモートワークの普及に伴って、企業規模を問わずオンライン面接が一般的になりました。TeamsやZoom、Google Meetなどを使用できるようなインターネット環境を整えておくことは、もはや当たり前と言えます。
  • 多くの企業は新卒の能力を判定するためオンラインスキル評価プラットフォームを活用しています。例えば、「LinkedIn Learning」などトレーニングを受講しておくのも一つの手です。
  • 求人プラットフォームのAppをダウンロードして、スピード感を持って対応していくことをお勧めします。

 

Q. 書類選考通過の確率を上げるため、目に留まりやすくするために身につけておくと良いスキルや経験はありますか?

A.経験を重視するオーストラリアでは、インターンシップや業務経験は非常に重要視されます。
求人内容によっても異なりますので、それぞれの企業がどのような人材を求めているのかをしっかりと見極めた上で、履歴書を作成していくことが求められます。その為にも、興味のある分野で学生のうちにインターンシップやアルバイトでも良いので、業務経験を積めるように挑戦してみてください。

  • 技術的スキル:分野にもよりますが、専門用語などの知識を常にアップデートしていくことがアピールにつながります。時代とともに変化したり増減があるものですので、最新情報を持っておけるように準備しておきましょう。
  • ソフトスキル:インターンシップや職務経験を通して自分の強みを把握することも可能です。
    実際に働くとなると、技術的なスキルに加えてソフトスキルも大きなポイントになります。例えば、問題解決能力、コミュニケーション、チームワーク、適応能力、タイムマネジメントなどが挙げられます。
  • プロフェッショナルネットワークの構築:学生のうちはプロフェッショナルで働く人々とのネットワーク構築が難しいですが、可能な限り自分の目指す業界や職種のセミナーやイベントに参加してネットワークを広げていくことは、目に留まる履歴書を作成するのにも役立ちます。
  • 言語能力と異文化への適応能力:オーストラリアは言わずと知れた多国籍文化の国です。多くの異なるバックグラウンドの人が共存しています。そのため、特にカスタマーサービスや国際関係の仕事を目指す場合は、言語能力や異文化への適応能力、海外での就労経験がプラスになるケースもあります。
  • リーダーシップ:プロジェクトや学生組織、アルバイトなどでのリーダーシップ経験は多くの場合、有利に働きます。
  • 業界知識:興味のある分野・業界に関連する情報はできるだけアップデートすることで、その業界へのパッションをアピールすることもできます。

 

Q. リクルーターはどのように業界の情報をアップデートしているのか?また、その情報は学生へも有益ですか?

A. 基本的には現在の求人マーケット情報やプロフェッショナルなネットワーク、人材業界向けのセミナー、企業や候補者とのミーティングなどから常に最新情報を収集・分析しています。

リクルーターはこういった情報を学生および応募者と共有することで、採用される確率を少しでも上げていけるように努めていますので、リクルーターを活用することは、学生にとっても非常に有益であると考えています。

 

Q. バックグラウンドが異なる学生へのサポートと彼らの就職活動における機会はどういったものがありますか?

A. 当社に限らず、リクルーターの仕事は、企業の求める人材像に合致する人材を見つけて、企業に紹介することです。オーストラリアでは、国籍、性別、バックグラウンドに基づく選考は禁止されていますので、人材採用のプロセスにおいて、バックグラウンドは重要視されません。バックグラウンドではなく、その会社やポジションが求める能力(言語力や特定分野での知識など)、実務経験、人柄などを重視します。

一方で、就労時間や期間に直結するため、ビザステータスについては必ず確認されますので、特に留学生であれば、自分がどういった就労条件で働くことが出来るのか、しっかりと把握しておくことが大切です。

留学生にとっては在学時からのネットワーキングと職歴の構築は卒業後の就職に向けて、非常に重要なポイントとなってきます。そのため、まずはリクルーターに在学中から相談いただき、専門的なアドバイスや在学中の時間の使い方、ネットワーキングの方法などを聞いてみて下さい。どのリクルーターも将来有望な大学生・大学院生の人材は大歓迎だと思います。

 

Q. 信頼できるリクルーターの見分け方や見つけ方について、アドバイスがあれば教えてください。

A. リクルーターは数多く存在していますが、多くの場合、特化した業界に強い傾向があります。当社の場合は、メルボルンの日系グローバル企業や、日本とビジネス関係のあるローカル・グローバル企業に特化しているため、カバーする業界は広いのですが、「日本」というキーワードで就職活動をされる場合は非常に高いプレゼンスと経験・知識を持ち合わせています。

その一方で、「日本」というキーワードとは全く関係のない現地企業や外国企業で就職先を探している場合は、当社を使ってもらうメリットは殆どありません。こういった場合は、希望される「業界」や「職種」に特化したリクルーターをインターネットで検索してみたり、LinkedInからプロフェッショナルと繋がっていく方が効果的です。

また、最も大事な点として、会社のサイズや規模よりも、担当となるリクルーターを信頼出来るかどうか、という点になります。具体的には、応募ポジションの情報やアドバイスだけでなく、市場や業界・専門分野に関する知識量や経験値、そこでのネットワークの有無など。また、目先の就職だけではなく、3年後、5年後などの先を見据えたキャリアプラン・アドバイスなどを親身になって相談出来るのかどうか、といった点も見分けるポイントになります。

Q. 仕事探しの過程で思うように進まないこともあると思います。学生に向けて一言アドバイスをお願いします

A. 初めて本格的に社会に出て働く人が殆どだと思いますが、大抵の場合、仕事を始めてからの人生の方が遥かに長いです。今、プロフェッショナルとして活躍している人も、最初から順風満帆だったか、と言えば、全員がそういう訳でもありません。必ず、皆さんと同じような新卒時の採用プロセスを踏んで、苦労して、紆余曲折を経て、現在の地位を確立しています。

特に留学生という立ち位置でしたら、オーストラリアでの就職活動に際して、失うものは何もありません。まずは気持ちをポジティブに、諦めずに、自分から積極的に行動し、チャンスを掴みにいくことを意識してみてください。

キャリアや就職活動について、相談したいことがあれば、ぜひ怖がらずにリクルーターに話してみましょう!

 

学生からの質問:

Q. どうやったら効率よくリクルーターにコンタクトできるのか?

A. 冒頭でお話ししたように、リクルーターは毎日たくさんの履歴書に埋もれています。この業界はFast、Busy、Competitive な業界です。正攻法のSEEKなどの求人媒体で応募するのもいいですが、これよりも、まずはリクルーターのWEBから自分のプロフィールを登録する方がお薦めです。また、メールやLinkedInなどから、リクルーターへダイレクトメール、ダイレクトメッセージも効果的です。

また、リクルーターからの電話はすぐ対応出来るように心がけてください。折り返しまでの時間で、他の候補者にポジションを奪われてしまうこともあります。とにかくパッションを伝えましょう。


就活に関する質問、今後のYouTubeトピックに関するリクエストもお待ちしています。

「2024年版・オーストラリア就職で必ず知っておきたい4つのポイント」について5月を目処にYouTubeへアップ予定です。ぜひ、Subscribeしてお待ちください!

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