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18.Feb.2024

【オーストラリア就職#7】ワークライフバランスの秘訣!

🌟オーストラリア就職を目指す皆様へ!最新動画をアップしました!🚀 オーストラリアでのキャリア構築において、ワークライフバランスは欠かせない要素です。今回の動画では、その秘訣を余すところなくお伝えしています。  ▶️ 今回の動画のハイライト: 🔍 オーストラリアでのワークライフバランスの実現方法とは? 🔍 オーストラリア流のワークライフバランスに迫る 今回の動画もオーストラリアでの就職やキャリア形成を真剣に検討している方々にとって、見逃せない情報が満載です! 世界的にみてもワークライフバランスが保たれている国 前置きとしては、やはりオーストラリア人と同等レベルで働けるようになってからワークライフバランスを考えるのが前提です。どうしても最初は、英語で苦労したり、言語が違うがゆえに同じ作業に現地の人の10倍くらいの時間がかかるというのは誰もが通る道です。辛口ですが、そこをクリアしない限りは、効率やパフォーマンスにも繋がらないのでワークライフバランスとか言っている場合じゃないという現実があります。もちろん理想は9時出社5時退社ですけどもね。逆にいうと、そこを超えられたら、ワークライフバランスを保った生活が可能になります! 実は17年前から世界一有給休暇が取得しやすい国だった!? その背景として考えられるのは雇用主と従業員の関係です。オーストラリアでは、従業員がFair Workや従業員組合などでかなり強力に守られています。したがって、従業がかなり強い立場なので、雇用主側も配慮しないといけない部分が多く、ワークライフバランスは保たれているのだと思います。2014年に自動車製造業界がオーストラリアから撤退したのですが、従業員が強すぎて、従業員が言ってることを守っていたら業界として成り立たなくなっちゃったという背景があります。結果として製造業界が丸ごとなくなりました。程度によりますが、そうなると、オーストラリアじゃなくても他の国でいいという判断になり、例えば製造部門をどこか他の海外に移動することもあります。 オーストラリア流ワークライフバランス という感じで、どれだけ従業員が心身健康で働けるかという形で守られています。一方で、中間管理職以上の方達は、結構ガッツリと働いている印象が多いです。 ただ、見ていると金曜日はほぼ週末みたいな感じで、ランチミーティングして2時ごろに帰ってきて、4時からは飲み始めちゃったりなんかしていることもありますよ。それでもオンオフははっきりしているので、5時とか6時にはファミリータイムのためにしっかり帰宅していきます。 関連動画:【オーストラリア就職#6】オーストラリアのワークライフバランス(基本情報 編) また、動画をご覧いただいた感想や質問、今後のトピックに関するリクエストもお待ちしています。(動画へのご感想やご質問は、コメントやメッセージでお知らせください) Career Meisterでは、皆様のキャリアの成功を全力でサポートいたします! ぜひ動画をご覧いただき、新たなキャリアの可能性を広げてください!🚀✨

18.Feb.2024

【オーストラリア就職#6】オーストラリアのワークライフバランス(基本情報 編)

🌟オーストラリア就職を考える皆さんに必見の最新動画をアップしました!🚀 オーストラリアでのキャリアを目指す皆様へ、待望の情報解禁です!新着動画では、オーストラリアでのワークライフバランスについて詳しく解説しています。  ▶️ 今回の動画のハイライト: 🔍 ワークライフバランス:オーストラリア流の働き方とは? 🔍 給与・福利厚生:オーストラリアと日本の違いに迫る 🔍 成果主義のメリット:オーストラリアでのキャリア構築における重要性 今回の動画もオーストラリアでの就職やキャリア構築を真剣に考える方々にとって、絶対に見逃せない情報が詰まっています! 皆様からのご質問や今後のトピックに関するリクエストもお待ちしています!動画へのご感想やご質問は、コメントやメッセージにてお寄せください。私たちは、皆さんのキャリアの成功を全力でサポートします! ぜひ動画をチェックして、キャリアの可能性を広げましょう!🚀✨  お楽しみ下さい! なんとなくゆるーく働いていそうなオーストラリアですが、実際のワークライフバランスについて聞いてみました! オーストラリアの働き方が結果的にワークライフバランスを保っていると思います。残業するととんでもない残業代が発生することも残業せず帰る働き方の要因です。必要な業務を定時までに終わらせて帰ってねと言うのが基本です。 オーストラリアの場合は週38時間がフルタイム雇用での勤務時間です。2時間以上の残業、つまり週に40時間を超えた分は時給換算の2倍になります。業界や業種によりますが、そうなると企業側としてはかなり厳しいです。給与が高いと言うのがワークライフバランスの理由の一つです。 日本も実はそんなに悪くない! 実はオーストラリアの給与は高いですが、福利厚生がゼロです。そのため、交通費、保険、住宅手当、社会保険、退職金とかはありません。スーパーアニュエーションと言われるいわゆる企業が個人に払ってくれる積立金はありますが、交通費などは自分の給与から賄うことになります。 ただ、やはりパフォーマンス主義なので、やることはきちっとやらないとグビというのも十分にあり得ます。あまり教育もしてくれません。 僕(楠本)も実は17年前にオーストラリアにきて働き始めた時に「オーストラリアライフだ!」と思って5時に帰っていたら、「しっかりやることをやれ」と喝を入れられた記憶があります。当時は浮かれて勘違いしていましたが、パフォーマンスとあげないといけません。 関連動画:【オーストラリア就職】ワークライフバランスの秘訣! 動画をご覧いただいた感想や質問、今後のトピックに関するリクエストもお待ちしています。(動画へのご感想やご質問は、コメントやメッセージでお知らせください) Career Meisterでは、皆様のキャリアの成功を全力でサポートいたします! ぜひ動画をご覧いただき、新たなキャリアの可能性を広げてください!🚀✨  

05.Feb.2024

【オーストラリア就職#5】日本語は武器になるのか、日本人の強みとは?

🌟オーストラリア就職を目指す皆様へ!最新動画をアップしました!🚀 オーストラリア就職攻略の秘訣を大公開! オーストラリアでの就職・転職に挑戦する皆さんへ、貴重な情報をお届けします。 今回の動画では「日本語が武器となり、日本人としての強みを活かす方法」について、詳しく解説しています。 ▶️ 今回の動画のハイライト 🔍 日本人がラッキーである理由 🔍 日本語は武器になる? 🔍 日本人としての強みは? 今回の動画もオーストラリアでの就職やキャリア構築を目指す方にとっての必見の情報が満載です!皆様からのご質問や今後のビデオに関するリクエストもお待ちしています。動画へのコメントやこちらへのメッセージ、WEBからのお問い合わせなどで、ご連絡いただければ嬉しい限りです。 動画をチェックして、新しい一歩を踏み出しましょう!🌟 是非、お楽しみ下さい! 日本人がオーストラリアで活かせる強みがあるのか? まず、日本人は日本の企業がオーストラリアにも進出しているという点で非常にラッキーです。メルボルンだけでも100社ほど、シドニーだと200社ほどあります。日本以外の国の企業がオーストラリアにこれだけ進出しているケースはあまりないと思うので、例えば商習慣の違う日本で働いた経験を評価してくれる会社があるのはラッキーです。 ただし、日系企業だから日本人を採用するかは別問題です。企業買収などに伴う組織変更で、日本語英語両方を話せる人材が欲しいケースはありますが、もちろん言語だけではなく言語以外の専門性も必要です。例えば、日本語の話せるオーストラリア人とも同じポジションを競い合うことになるので、前提条件としてスキルがあり、英語ができて、日本語もある程度できたらいいなくらいの感じかもしれません。企業が求めている人材により程度が異なってきますので、一概には言えません。 ソフトスキルはアピールポイントになる? 日本で働いた経験がある人であれば、割と当たり前かもしれませんが、「約束を守る、時間を守る、空気を読める、協調性がある」実はこれは非常に高いソフトスキルです。業務遂行能力、やり切る責任感などは、世界でも多分トップクラスではないか思います。 仮に面接やHRがオーストラリア人である場合は、アチーブメント(達成してきた内容)に加えてソフトスキルもアピールするといいと思います。HRが日本のバックグラウンドのある方なのか、状況によって伝え方を変えてみてください。 ソフトスキルに加えて、英語、専門スキルがあれば十分強みとして活用できると思います。 動画をご覧いただいた感想や質問、今後のトピックに関するリクエストもお待ちしています。(動画へのご感想やご質問は、コメントやメッセージでお知らせください) Career Meisterでは、皆様のキャリアの成功を全力でサポートいたします! ぜひ動画をご覧いただき、新たなキャリアの可能性を広げてください!🚀✨  

30.Jan.2024

【オーストラリア就職#4】オーストラリア州別業界分布、メルボルンの主な業界は?

🌟オーストラリア就職を目指す皆様へ!最新動画をアップしました!🚀 オーストラリア就職攻略の秘訣を公開! 今回のYouTubeではオーストラリアでの就職において絶対知っておくべき「需要のある業界」をはじめ、4つの人気都市(メルボルン・シドニー・パース・ブリスベン)の業界の特徴を余すことなくお届けします。 ▶️ 今回の動画のハイライト 🔍オーストラリア就職において需要のある業界 🔍メルボルン/シドニーの主要な業界 🔍パース/ブリスベンの業界 今回の動画もオーストラリアでの就職やキャリア構築を目指す方にとって必見の情報が満載です!さらに、皆様からの質問や今後のビデオに関するリクエストもお待ちしています。動画へのコメントやこちらへのメッセージで、あなたの声をお聞かせください。私たちの励みになります!💬 是非、お楽しみ下さい! これから伸びそうな業界、日本人が活躍できそうなフィールドはありますか? 日本人に限っていうとシェフです!日本食はオーストラリアでも人気ですが、最近では日本人オーナーのお店すら減ってきています。現時点では、日本人のシェフがいたらビジネススポンサーまでする企業は多い気がします。 あとは教育分野、医療分野、福祉系など、圧倒的に人材が不足している分野です。働き手がマーケットに対して少ない場合は、移民を歓迎してくれるケースが多いので、チャンスはあるかなと思います。 さらに、世界中で注目が集まっていますが、デジタル系の人材も重宝されると思います。永住権、国籍を目指すインド系や中華系など様々なバックグラウンドを持つ皆さんと競っていくことになるので、ハードルは上がります。技術や英語力で互角に挑める方であれば、すごくチャンスは高いように感じます。 オーストラリアは大きいですが、都市によって業界分布があるのでしょうか? オーストラリアはヨーロッパ大陸が丸々入るくらい大きい!笑 例えば、シドニーとメルボルンは似ている部分も多いですが、飛行機で2時間ほど離れているので、気候や文化が少し違います。産業も変わってきます。 メルボルン:製造業→リテール+不動産開発 昔は製造業の街でした。車の部品メーカーや車の製造メーカーが多かったのでメカニカルエンジニア、電気系のエンジニア、サプライチェーンや購買、在庫管理、貿易関係で活躍する人が多くいました。2014年に自動車製造を止めてしまったため、それ以降は小売業が盛んになっています。ちょうど、ZARAやH&M、ユニクロやダイソー、無印など日本の小売業もその時期(2013年前後)に進出してきました。オーストラリアのリテールカルチャーはメルボルンでスタートする企業が多い。1店舗目はメルボルンでオープンし、本社もメルボルンという会社が実は多いです。2店舗目以降はものすごい勢いでシドニーに増えるんですけどね(笑)そんなタイミングで商業ビルなど、都市開発、不動産系の企業が多く入ってきました。現在では、グローバルリテール系の企業、サービス、不動産業などの業界が多く存在しています。 さらに、教育業も力を入れています。これはオーストラリア全土でもですが、留学生はオーストラリアから見ると大きな輸出業の一つです。そこにはもちろん巨額が動いており、ビクトリア州にはいい大学も多くあるので、教育産業も大きな産業の一つです。 シドニー: メルボルンから製造業が撤退してからは、そこまで大差がありません。しかし、金融関係はシドニーが強いですね。 ブリスベンとパース: これはメルボルンやシドニーと全く異なります。資源に特化した産業が多くあります。石炭、鉄鉱石、天然ガスなど、パースなんて完全に資源だけで世界一裕福な自治体なんです!逆に資源に特化している場所なので、資源関連の産業の仕事に就きたい場合は、仕事を見つけやすいと思います。 実はブリスベンは2032年のオリンピックが開催される場所です。なので今急速に都市開発が進められており、かなり盛り上がっている熱い都市です。また、コロナの時のロックダウンが厳しかったビクトリア州などから、自由を求めてブリスベンに移り住んだ人たちいます。その人たちが、ブリスベンでビジネスを始めるなどして、少し変化しているかもしれません。 日系の企業はどこに存在している? 日系の企業で言うと、メルボルンかシドニーの2点集中ですね。両都市にある企業も多いですが、ブリスベンやパースにしか支店がない日系企業はごく一部になります。 関連動画:【オーストラリア就職 #10】業界が消滅 ⁉︎ これから雇用が危ぶまれる業界・業種と未来を見据えた選択! 動画をご覧いただいた感想や質問、今後のトピックに関するリクエストもお待ちしています。(動画へのご感想やご質問は、コメントやメッセージでお知らせください) Career Meisterでは、皆様のキャリアの成功を全力でサポートいたします! ぜひ動画をご覧いただき、新たなキャリアの可能性を広げてください!🚀✨  

22.Jan.2024

【オーストラリア就職#3】正規雇用の仕事探しとネットワーキング

🌟オーストラリア就職を目指す皆様へ!最新動画をアップしました!🚀 今回のYouTubeでは、オーストラリアでの正規雇用を見つける方法、ネットワーキングの極意、ワーキングホリデーからのフルタイム就職への具体的な方法について、詳しく解説しています。 オーストラリアでの就職やキャリアアップを目指す方々にとって、大変役立つ情報が満載です! 同時に皆さんからのご質問や今後のビデオに関するリクエストもお待ちしていますので、動画へのコメントやこちらへのメッセージなどで是非お知らせください。 皆さんの声が私たちにとって大切な励みになります! ▶️ 今回(後編)の動画のハイライト: 🔍 仕事の探し方 🔍 ネットワークの活用 🔍 ネットワークの広げ方 🔍 ワーホリから就職 正規就職を目指すにはどうしたらいいのか?何から始めたらいいんだろう?という人も少なくないのでは?と思います。まず、正規雇用を目指すのに必須なのは「働けるビザ」。就労可能なビザを保有していることが大前提になります。とはいえ、スポンサーしてもらってオーストラリアで就職したいという問い合わせを数多くいただきますので、解説していきます。 仕事を探す ・求人媒体を活用 Seek、Indeedなどの求人媒体を通じて応募する。Seekがオーストラリアで一番大きい求人サイトです。 ・LinkedInを活用 日本でも広まりつつあるLinkedInは、プロフェッショナル向けのSNSです。LinkedIn内でプロフェッショナルネットワークを構築したり、LinkedIn内の求人へ応募も可能です。人材会社や各企業HRもLinkedInを見たり、そこから人材を探すこともあるので、しっかり自分のプロフィールを完成させて自分ブランディングをしておくことがポイントです。 しかし、実際には「コネ」「ネットワーク」社会のオーストラリアでは、ネットワークの構築が就職に最も有効な手段になります。 ネットワークの構築 知人、友人、上司、元上司、同僚、大学の友達などあらゆるコネクションを最大限に活用してみましょう。周りに「こんな仕事探しているんだ」と認知してもらうと、「うちの企業でこんなの募集していたけど応募してみたら?」というように求人媒体には記載のないポジションに繋げられることも珍しくありません。 どうやってネットワークを広げたらいいの? 学生であればシェアハウスの仲間だったり、ホームパーティ、企業イベントなどイベントに積極的に参加して少しずつ範囲を広げていってみましょう。日系企業であれば、日本の商工会議所を通じて人を募集しているケースもあるので確認してみるのもおすすめです。 新卒での仕事探し オーストラリアでは、新卒既卒関係なく経験が重視される傾向が強いです。新卒なのに募集要項には「2−3年の経験が必要」と記載されていることが多く、ビザもない、経験もないのにどうやって仕事を得るのか、どこで経験を積めるのか疑問ですよね。ここでネットワークが重要になります。実際には現地の方も最初の職務経験はネットワークで探す人が圧倒的に多いです。そこで学んで、次にステップアップしていくというのが一般的かもしれません。 詳しくはぜひ動画をご覧ください! 動画をご覧いただいた感想や質問、今後のトピックに関するリクエストもお待ちしています。(動画へのご感想やご質問は、コメントやメッセージでお知らせください) Career Meisterでは、皆様のキャリアの成功を全力でサポートいたします! ぜひ動画をご覧いただき、新たなキャリアの可能性を広げてください!🚀✨  

05.Apr.2023

フレックスワークに関する法律について

2023年6月6日施行  新法により、より多くの従業員がフレックスタイム制を要求できるようになります。  新たに含まれる従業員は以下のとおりです   ・家族内暴力や家庭内暴力を受けている従業員、またはその家族の一員  ・妊娠している従業員  雇用主は、これらの従業員からの柔軟な働き方の要請を却下する際に、新たな法的プロセスを踏む必要があります。  1、従業員と要請を話し合う  2、要請に従えない場合、代替案を見つけるために真摯に努力する  3、要請が通らなかった場合の従業員への影響を考慮する  4、承認できない合理的な業務上の理由と、当該理由が要請に対してどのように当てはまるかという説明を含んだ書類を従業員に提出する  5、従業員の要請に対して、他の働き方に変更できる場合はその案を提出、又は、変更できない場合はその旨を表明する  6、Fair Workへの申し立て方法に関する情報を提供する  話し合いの末、従業員が要求した内容とは異なる勤務形態の変更を行うことに合意した場合は、雇用主は要請から21日以内に合意した変更内容を従業員と書面で確認する必要があります。  Fair Workは、フレックスタイム制の要請に関するトラブルについて、当事者が職場レベルで解決できない場合、その内容を聴取し、場合によっては命令を下すことができます。  また、雇用主が法的手順を踏まずに、または踏んだ上で不当に従業員の要求を拒否した場合、及び21日以内に請求に応じない場合は、Fair Workは規定違反の疑いとして裁判手続を開始する権限を有しています。  詳しくは、労働省のファクトシート「Right to Request Flexible Work Arrangement」を参考にしてください。  Fair Workは、これらの新法に関するトラブルに対して、受け付け、審議することができるようになります。従業員が民事訴訟を起こしたい場合は、少額訴訟を利用することも可能です。  Fair Workはまた、これらの条項の規則違反の疑いに対し裁判手続きを開始する権限を持っています。   

17.Nov.2022

オーストラリアの第3四半期の賃金上昇率は年率3.1%に

豪政府統計局(ABS)が2022年11月16日に発表した2022年第3四半期(7~9月)の賃金価格指数(WPI、季節調整値)は、前期対比で1%の上昇、前年の同期対比でも3.1%上昇となりました。年率での3.1%上昇は2013年第1四半期(1~3月)以降で最も高い水準です。 民間部門の賃金の伸びは、前期対比で1.2%と公共部門の0.6%の2倍となり、賃金全体の伸びを牽引。ABSが先に発表した同期のオーストラリアの消費者物価指数(CPI)が前年同期との対比で7.3%上昇していることから、実質賃金は4.2%減少し、減少幅は前期の3.6%から拡大。実質賃金は現在、2011年の水準まで減少しています。 業種別の賃金上昇率(実測値)では、年率が最も伸びたのは「小売り業界」での4.2%となり、その他の上昇率の高い業界は以下となります。 金融・保険サービス:3.7% 製造:3.6% 情報メディア・通信:3.5% 建設:3.4% 電気・ガス・水道:2.9% 宿泊・飲食サービス:2.7% 資源:2.7% 交通・郵便・倉庫:2.5%   賃金上昇率ではタスマニア州がトップ  地域別(実測値、年率)の上昇率以下の通りです。 ニューサウスウェールズ州:3.1% ビクトリア州:3.1% クイーンズランド州:3.4% 南オーストラリア州:3.3% 西オーストラリア州:3.3% タスマニア州:3.6% 北部準州(NT):2.5% 首都圏特別区(ACT):2.7%   テクノロジー・鉱業で大幅賃上げを計画  米コンサルティング会社マーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティングがオーストラリア企業1,080 社を対象に実施した調査によると、2023 年に最も高い賃上げを計画している業界は以下の通りで、これらの業界では、給与を中央値で3.5%引き上げる予定。 テクノロジー 鉱業 ライフサイエンス   <Resources/参考情報> The Daily NNA豪州&オセアニア版(Australia & Oceania Edition)

28.Oct.2022

オーストラリアの育児休暇、26週に拡大の方向へ

オーストラリアのアルバニージー首相は、連邦政府が資金を拠出する有給育児休暇を現在の18 週間から 26 週間に拡大する方針を明らかにした。 2024年7月から有給育児休暇が2週間追加され、2026 年に完全に26 週間に拡大される予定となっている。有給育児休暇の拡大により、男女の賃金格差を是正し、女性の労働参加を促進させ、生産性が向上するとみている。政府は有給育児休暇の拡大によるコストについては10月25日の予算案発表まで公表を控えるとしているが、完全に実施された場合、年間9億豪ドル(約830 億円)以上に上ると推定される。 現在の有給育児休暇制度では、主に母親が該当する主要育児者は18週間にわたり有給育児休暇を取得でき、21/22年度の年収が15万6,647豪ドル未満の場合、1週間当たり812豪ドルを受給できる。父親またはパートナーは、別途2週間の有給育児休暇が取得可能となっている。 26週間の有給育児休暇は両親で分け合うことが可能となり、ひとり親の場合は、26週間全てを利用することが可能。 アルバニージー首相は「女性のための平等は予算案の中心となっている」と強調。「有給育児休暇を拡大することで、家族が貴重な時間を共有し、育児の責任をより平等にすることが可能になる。仕事を休んで新生児の育児により関わりたいと考える父親を支援するため のものでもあり、現代の家族のための現代的な政策だ」と述べた。 有給育児休暇の拡大は、2022年9月初めに開催された雇用・技能サミットでの重要な提言の一つとされていた。独立系シンクタンクのグラッタン・インスティテュートは昨年、有給育児休暇を26週間に拡大することで、年間のコストは約6億豪ドルに上ると発表していた。だた、母親が父親やパートナーと育児を分担することで、経済効果は年間9億豪ドルに上るとみている。 <Resources/参考情報> The Daily NNA豪州&オセアニア版(Australia & Oceania Edition)

07.Oct.2022

2022年10月1日からの一部Awardにおける最低賃金の引き上げ

航空・観光・ホスピタリティ(接客業)に関連する合計10のAwardにおいて、2022年10月1日から最低賃金が上昇しました。 対象となる業種・Awardは以下の通りです。 航空業界 Aircraft Cabin Crew Award 2020 Airline Operations – Ground Staff Award 2020 Air Pilots Award 2020 Airport Employees Award 2020 Airservices Australia Enterprise Award 2016 観光業界 Alpine Resorts Award 2020 Marine Tourism and Charter Vessels Award 2020 ホスピタリティ業界 Hospitality Industry (General) Award 2020 Restaurant Industry Award 2020 Registered and Licensed Clubs Award

04.Oct.2022

新型コロナの隔離義務、10月14日に廃止へ

9月30日に開催されたオーストラリア連邦・州政府の連絡会議「ナショナル・キャビネット」で、新型コロナウイルス感染者の5日間の自主隔離義務を10月14日に廃止することが決まりました。 連邦政府と州政府が折半で資金を提供しているパンデミック休暇災害給付金(PLDP)は、引き続き隔離が義務付けられている業種にのみ提供されることになります。 ナショナル・キャビネットでは、高齢者介護や障害者介護、先住民医療などの業界の労働者を対象に、給付金の支援を継続することで合意。これらの業種に従事していない新型コロナ感染者への給付金の提供は、10 月13日迄で終了となります。 尚、変更の実施については、州・準州が決定権を持ちます。 <Resources/参考情報> The Daily NNA豪州&オセアニア版(Australia & Oceania Edition)

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