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13.Sep.2024

【オーストラリア就職#21】オーストラリアでキャリア形成!日本からパートナービザで移住、現地企業就職、働き方(後編)

🌟オーストラリア就職を目指す皆様へ!最新動画をアップしました!🚀 今回は現地企業で働く西前さんにインタビュー!現地での仕事探しの戦略や現地企業で働く醍醐味をお伝えいたします。後編ではどうやって希望職に現地就職できたのか、オーストラリア企業で働く醍醐味、働き方などについて伺いました。上司への接し方、給与交渉の仕方などオーストラリア就職、オーストラリアでのキャリア形成の参考にしてください! ゲスト:西前敦司さん 滋賀県で生まれ育ち、大学時代の語学留学をきっかけにオーストラリアのメルボルンへ大学留学。卒業後は日本に帰国しメーカーでキャリアをスタート。2021年に再び渡豪し、現在は豪のメーカー企業で調達を担っている。 ▶️ 今回の動画のハイライト: オーストラリアでの就活/転職 現地企業での働き方(上司との関わり方、給与交渉など) 現地企業で働く醍醐味 オーストラリアではどうやって仕事を探しましたか?ーとにかく数を打ちました。できることからスモールスタートでステップアップ! 移住したタイミングがコロナパンデミックの真っ只中だったので、まず、とにかく仕事がありませんでした。半年くらい仕事がない状況でした。Seek、LinkedInなど活用しましたが、ほとんど返信もなく、エントリーレベルで履歴書を提出しても全然引っかからず、履歴書を書き直してみても全然ダメ。「オーストラリアでの職歴がない」ことを理由に断られることが大半でした。とにかく自分ができそうな仕事に応募しまくって、採用された1社でオーストラリアでのキャリアをスタートしました。同じ物流業界ですが、倉庫でのピックアンドパック業務でした。想定はしていませんでしたが、そこでフォークリフトの資格も取得でき、現職でも役立っています。 働く環境として、社内での人材育成はありますか?ー「じゃあ、あとは自分でやってみて」という環境、自分で感覚を掴んでいくしかない ありません。この現地企業では日本のように先輩がついて教えてくれることはありませんでした。「こういう風にやってね」「じゃああとはどうぞ」みたいな感じでしたので、特に社内教育のような研修はありませんでした。自分で感覚を掴んでいくしかないですね。 オーストラリアでの就活はどうでしたか?ーネットワークは強いなと感じます。日本での職務経験は役に立っている 前述の通り、最初はLinkedIn、Seekなどまず返信が来ない。やはりネットワーク、コネが圧倒的に強いです。現職でも家族、友人のつながりで入社してくる方々がものすごく多いです。日本の職歴の評価についてですが、日本の職歴については触れられますが、深掘りはされなかった印象です。ただ、日本でも製造業で働いていたので、自分が会社のどの部分を担っているのか、全体像がわかるためスムーズに業務に馴染むことができて日本での経験は役立っています。 オーストラリアでの転職活動はどうでしたか?ーキャリア形成を考えてポジションを絞った就職活動をしました 2社目は、キャリアを形成していくにあたり、調達をやりたいと思っていたので、調達、サプライチェーンに的を絞って仕事を探しました。10社も受けていませんが、現職に転職できました。将来的にはサプライチェーンマネージャーなど、その会社の物の流れを全部管理できるようになりたいですね。 現地企業で働くのに苦労していることはありますか?ー英語ですね 自分以外は英語ネイティブですので、最初は「こいつら何言ってるんだ。。。」ってほど壊滅的にわからない。オーストラリアの大学を出ていても、専門用語が出てきたり、大学での英語のレベルとは違います。上司が理解のある方で、分からないことは聞いたら教えてくれるのでとても恵まれていますし、感謝しています。 現地企業での働き方はどうですか?ー僕 個人的には気を遣ってます 時間厳守については、締切に間に合うようにやろうとはしながらも結構雑談が多いです。そういう意味ではピリつく感じはないですね。コミュニケーションは、上司に対してもフラットに話せる環境です。ただ、僕は気を遣います(笑)相手の気を悪くしないように言葉遣いは配慮しています。「日本人っぽい」って言われますね(笑) ちなみにクビとかもあまりないですが、クビにされる人はちゃんとクビにされてます(笑)明らかに会社に来ない、仕事をしないという感じで、周りから見ても当然クビだろうという感じでした。 給与交渉はしましたか?ーしました、満額OKでした! はい、しました。希望額を提示して、なぜなら自分はこれをやったからだと1年間やってきた功績を話しました。提示額は、自分のポジションレベルでの市場の相場を求人サイトでなんとなく把握して、その相場感に合うようにな金額で提示ました。 オーストラリアで働く醍醐味は?ー自由なところ! 自由なところです。具体的には時間的な自由です。基本的には始業時間、就業時間が決まっていなくて、週38時間でやりくりするイメージです。なので、2時間残業した日があれば、次の日2時間早く仕事を切り上げることができます。 未来の地球人へのメッセージー言語習得がカギ 言語ができると強みになるので、英語を習得してほしいなと思います。また、教えてもらったことをすぐに実践する力、素直さも大事だなと思います。また、自分の仕事にプラスアルファ何かする人材が重宝されるように思います。自分は時間厳守、プラスアルファの仕事をすることは日本で学んだので、そういうマインドがあるとオーストラリアでも活躍できると思います。 パートナービザの方、パートナービザを目指す方へのメッセージー運転免許と希望職種の資格取得! 運転免許はあった方がいいです。運転できないと仕事を探せる幅が本当に狭まってしまいます。また、もし希望業種があるなら、資格取得がおすすめです。日本からでもオンラインで取れるものもあるので、資格を取得しておくといいと思います。 動画をご覧いただいた感想や質問、今後のトピックに関するリクエストもお待ちしています。(動画へのご感想やご質問は、コメントやメッセージでお知らせください) Career Meisterでは、皆様のキャリアの成功を全力でサポートいたします! ぜひ動画をご覧いただき、新たなキャリアの可能性を広げてください!🚀✨  

30.Aug.2024

【オーストラリア就職#20】オーストラリアでキャリア形成!日本からパートナービザで移住、現地企業就職、働き方(前編)

🌟オーストラリア就職を目指す皆様へ!最新動画をアップしました!🚀 今回は現地企業で働く西前さんにインタビュー!現地での仕事探しの戦略や現地企業で働く醍醐味をお伝えいたします。パートナービザでの仕事探しや、国際結婚での暮らしの選択なども含めてお話ししています。まずは前編として、なぜ留学しようと思ったのか?日本での就活についてご覧ください。 ゲスト:西前敦司さん 滋賀県で生まれ育ち、大学時代の語学留学をきっかけにオーストラリアのメルボルンへ大学留学。卒業後は日本に帰国しメーカーでキャリアをスタート。2021年に再び渡豪し、現在は豪のメーカー企業で調達を担っている。 ▶️ 今回の動画のハイライト: 留学のきっかけ 日本での就活 オーストラリアに戻ってきた理由 留学のきっかけー大学時代の語学留学でメルボルンに一目惚れ「オーストラリアの大学に行きたい!」と思いました オーストラリアには実は小学校2年生の時に、当時通っていた英会話教室の1週間ホームステイ企画で来たことがあります。その時はもうホームシックで1週間ぶっ通しで泣き倒しました。ですが、大学時代に行った語学留学で「オーストラリアの大学に通う!」と覚醒し、帰国後速攻で両親に「留学行きたいです」と話しました。幸いにも応援してくれたので、「頑張ろう!」と思い、早速日本の大学を退学手続きしました。すぐにメルボルンの大学へ行くために大学付属の語学学校へ進学しました。小学校2年生での経験がトラウマでしたが、親戚など周りには「今後日本語だけでは生きていけなくなるから、海外に行け」と幼い時から話を聞いていたりしたことも少し影響しているかもしれません。 卒業後は日本に帰国し就活されていますがどうでしたか?ー余裕でした! まず、卒業後はオーストラリアに残って働くことは選択肢としてなくて、オーストラリアで勉強したこと、語学力を活かして日本をベースに海外に出張するなどの仕事をしたいと考えていました。2017年当時は売り手市場ということも後押しがあり、複数者から内定をもらいました。海外大卒がメリットとなっていたように感じます。日本のメーカー企業で3年勤務しました。 なぜオーストラリアへ戻ってきたの?ーオーストラリア人のパートナーと2人で働ける環境は日本ではなくオーストラリアだと思った 妻はオーストラリア人で、1年間ほど日本で暮らしていたのですが、日本で働くのにはかなり高い日本語力が求められ、日本語は話せるのですが、正社員での雇用はなかなか難しいことがわかりました。夫婦2人とも満足のいく働き方、生活を考えて、結論オーストラリアを生活基盤とすることを決めました。 動画をご覧いただいた感想や質問、今後のトピックに関するリクエストもお待ちしています。(動画へのご感想やご質問は、コメントやメッセージでお知らせください) Career Meisterでは、皆様のキャリアの成功を全力でサポートいたします! ぜひ動画をご覧いただき、新たなキャリアの可能性を広げてください!🚀✨  

18.Aug.2024

【オーストラリア就職#19】データアナリストで海外就職を目指す大学院生Showさんに聞いちゃいました!

🌟オーストラリア就職を目指す皆様へ!最新動画をアップしました!🚀 こんにちは! 今回もゲストに登場していただきました。大学院生でYouTuberのShowさんにゲストでお越しいただきました!なぜオーストラリアでデータアナリストを学ぶに至ったのか?過去現在未来のお話をお聞きしました。  ▶️ 今回の動画のハイライト:  なぜYouTubeを始めたの?  仕事を辞め留学をしたきっかけ  オーストラリア大学院進学について  TAFE VS 大学院  目指すはデータアナリスト  3年後の目標  Showさんが思う留学に向いている人とは?  未来の地球人へ なぜYouTubeを始めたのか?ーこれから留学を目指す人ためになればいいなと思ってはじめました 僕の場合は、仕事を辞めて留学に来ることを決意したんですが、退職して自分の肩書きがなくなりました。名刺代わりとして発信していこうと思ったのと、当時はオーストラリアのTAFEに特化したチャンネルがなかったので、これから来る皆さんの参考になればいいなと思い始めたのがきっかけになります。 仕事を辞めて留学しようと思ったきっかけは?ーコロナと部署移動が留学を考えたきっかけです 僕は日本で商社で働いていました。海外と繋がりのある仕事をしたいと考えていて、駐在や海外出張などに憧れていたからです。仕事は本当に楽しくて、当初はGWも返上して無給で働くほど没頭していたし好きだったんです。ですが、コロナと部署異動をきっかけに海外転職(留学)を考え始めました。いわゆる配属ガチャ的に自分の意向とは違う担当になり、さらにはコロナが追い打ちをかけるように海外出張にも行けなくなる。自分がやりたいと思って入社したことが全部違う方向に進んでしまいました。色々考えた結果、自ら海外に飛び出す決意をしました。待っていたら年齢的にもワーホリが使えなくなってしまうし、今ならまだ身軽なので「行ったろう!」と勢いで退職して、コロナでしたが国境が開いた瞬間に飛び込みました。 僕のモットーとしては、「その時に後悔のない道を選ぶ」。やりたいことをやっていた方が幸せと思っているので、そこで自分を納得させて挑戦を決めました。 なぜオーストラリアにしたのか?ービーチと天候です! 僕がオーストラリアを選んだ理由はシンプルで、一度留学に行ったアメリカのサンディエゴできるだけ似ている場所が良かったからです。オーストラリアのビーチと気候が少し似ているなと。アメリカでは学生ビザで働けないし、学費も高いので、現実的なところで考えてオーストラリアを選びました。 オーストラリア大学院留学についてーオーストラリアで働くためにTAFE卒業後にさらに大学院へ進学すること決めました まずTAFEに留学したときは大学院まで行くことは考えていませんでした。TAFE卒業後は、ワーホリビザで働こうと思っていたんです。会社を辞めて留学したので、中途半端に帰国するのではなく、仕事経験を積みたいと考えていました。ところが、TAFE卒業後に就活をしてみたら、就労制限があるワーホリでは全く太刀打ちできないことを身をもって体験し、卒業生ビザを取得できる大学院で勉強し就職に繋げようと決めました。 TAFE VS 大学院ーTAFEの方がより実践的 今はUTSでデータアナリティクスを勉強しています。UTSでのITの各専攻のプログラムを見て、より実践的に学べるデータアナリティクスを選びました。元々やっていた営業を活かしてコンサルなどの分野とも相互性があるとも思いました。 TAFEは大学院と比べるとより実践的な気がします。本当に限られた分野、例えばWebならJAVAだけ!みたいな感じで、でもとりあえずその分野だけできるようにし世の中に輩出していくみたいな感じです。だから、ポジションの応募要項に書いてある内容を見て、この部分が足りていないなという箇所をTAFEでやるというのも一つの方法だと思います。 Showさんが思う留学に向いている人は?ー好奇心がある人が向いていると思います 自分のやりたいことに素直に向かっていける人や自分の時間が好きな人は結構向いているかなと思います。コンフォートゾーンを超えることが楽しめる人向いているかなと思います。 未来の地球人に向けてのメッセージー自分が面白いと思ったことに対して果敢に挑戦していってほしいなと思います 個人的には面白い人生選択をしてほしいなと思います。おもしろいということを軸にやりたいことを選択していける人がこれから勝ち残っていける人だと思います。僕も結果的にそういう道を歩んでいると思うので、20歳の自分にもこのまま突き進め、何かを変える必要はないと言えると思います。その時の選択で今自分はここにいるので、自分が面白いと思ったことに対して果敢に挑戦していってほしいなと思います。 Showさんの動画では、就活完全版としてオーストラリア就活に関することを徹底的に解説させていただきました。こちらも併せてご覧ください。 動画をご覧いただいた感想や質問、今後のトピックに関するリクエストもお待ちしています。(動画へのご感想やご質問は、コメントやメッセージでお知らせください) Career Meisterでは、皆様のキャリアの成功を全力でサポートいたします! ぜひ動画をご覧いただき、新たなキャリアの可能性を広げてください!🚀✨  

12.Aug.2024

【オーストラリア就職#18】高校留学から現地就職への道(後編)

🌟オーストラリア就職を目指す皆様へ!最新動画をアップしました!🚀 こんにちは! 今回もゲストに登場していただきました。高校から単身留学、オーストラリアの大学へ進学を経て、新卒で監査法人デロイトへ入社された日本発の地球人 共田さんです。 そんな彼女に高校留学から就職までの道のりをお伺いしました。 やはり苦労したことは英語だったとか。。。オーストラリアの高校のシステムや就活を見据えた大学生活の過ごし方、どうやって仕事を見つけて、今のキャリアを築くことに至ったのかまで前編後編に分けてお送りいたします。 ▶️ 今回(後編)の動画のハイライト: 🔍 就活で大変だったこと 🔍 面接で聞かれたこと 🔍 新卒の1日のスケジュール 🔍 今後のキャリア目標    他 就活を見据えた活動とは? 例えば大学のクラブ活動では、会計係という役職のもと活動しました。就活の際に履歴書に記載できる何かを経験することを意識し、会計アシスタントなどの会計に関連するバイトも経験しました。オーストラリアではいつ就活を始めるか自由ですが、ビザの制限があったので、早めに就活を始めました。 面接で聞かれる質問とは? ビザの条件は必ず聞かれます。就労可能であるのか、何時間働けるのかなど。会社側も週に数時間しか働けない人やビザの期限が迫っている人を雇いにくいと思うので、ビザについては全て正直に答えていました。実際にビザについては、一般的には募集要項でオーストラリア永住権や国籍が求められることがほとんどで、その時点で門が狭まれてしまうことが大半でした。 今の大学生に教えたい就活Tipsは? とにかく色んな人と話すスキル、社交性を身につけるのと、コネクションをできるだけ広げること。 今の仕事はどうやって勝ち取ったの? 最初は6週間のインターンプログラムで働かせてもらって、パフォーマンスを見てもらった上で、オファーをいただいたという流れです。仕事探しは先に同じ境遇を経験しているインターナショナルの先輩などにアドバイスをもらったりしました。とにかく自分からやるしかなくて、その行動が結果自分に返ってくるんだと思います。 新卒でデロイトに入社されましたが、1日どんなスケジュールですか? オフィスに出勤するか、在宅するか、クライアントへ直行するかという3パターンがあるんですが、基本的にはオフィスに出勤することが多いです。出勤は8時45分です。まず、30分ほどチームでミーティング(進捗の共有など)をして仕事が始まります。新卒で入社して3−4日間はトレーニングで社内システムなどの使い方を学んで、1週間後くらいには既にあるプロジェクトメンバーの一員にとしてプロジェクトに関わっていきます。OJTのような感じで、年次の近い先輩に色々教えてもらいながら仕事しています。 今後のキャリア目標は? まずは3年間はCAの資格取得を目指します。5−6年後にはマネージャーレベルになれたらいいなと思います。 最後にこれから留学を目指す方、未来の地球人に向けてのメッセージをお願いいたします! もしも中学生がこれを見てくれていて、留学に行きたい気持ちがあれば突っ走って留学してみてほしいし、年齢的にも迷っている人がいれば、今の自分を信じて一回留学してみるっていうのもいいのかなって思います。 動画をご覧いただいた感想や質問、今後のトピックに関するリクエストもお待ちしています。(動画へのご感想やご質問は、コメントやメッセージでお知らせください) Career Meisterでは、皆様のキャリアの成功を全力でサポートいたします! ぜひ動画をご覧いただき、新たなキャリアの可能性を広げてください!🚀✨    

06.Aug.2024

【オーストラリア就職#17】高校留学から現地就職への道(前編)

🌟オーストラリア就職を目指す皆様へ!最新動画をアップしました!🚀 こんにちは! 今回もゲストに登場していただきました。高校から単身留学、オーストラリアの大学へ進学を経て、新卒で監査法人デロイトへ入社された日本発の地球人 共田さんです。 そんな彼女に高校留学から就職までの道のりをお伺いしました。 やはり苦労したことは英語だったとか。オーストラリアの高校のシステムや就活を見据えた大学生活の過ごし方、どうやって仕事を見つけて、今のキャリアを築くことに至ったのかまで前編後編に分けてお送りいたします。 ▶️ 今回(前編)の動画のハイライト: 🔍どうして高校留学したの? 🔍高校で苦労したことは? 🔍日本の高校との違い 🔍大学の進路選択について 高校からオーストラリア留学を決意した決め手は? 親が海外志向で、お姉ちゃんがすでにオーストラリアに留学していたというのが一つです。また、自分で日本に残るメリットとオーストラリアに留学するメリットを書き出してオーストラリアに留学するメリットの方が大きかったので、留学を決めました。 オーストラリアでの高校生活で苦労したことは? やっぱり英語ですね。ずっと付き纏っていました。特にメルボルン市内ではなく、少し離れた田舎だったので、周りは大体アジア人と接したことがないようなオーストラリア人ばかりでした。留学生もいたんですが、全体の3%程度しかいなかったんです。でも第2言語を話す貴重な仲間がいて、救われました。 英語の壁を感じなくなってきたのはいつ頃? 半年くらいです。聞くことはできても、自分から発言をするのが難しかった。半年後には自分の主張もできるという感覚がありました。当時の先生にも「あなたの英語本当に変わったね」って言ってもらったのを今でも鮮明に覚えています。 日本の高校との違いはありましたか? 日本と違って、部活がないので、友達が作りにくいって思いました。オーストラリアでは、基本的に放課後のアクティビティをどうするかという感覚です。そのアクティビティは半年くらいで変えることも多いので、一緒に放課後を過ごした仲間と「バイバイ」になっちゃう。自分から友人の輪を繋げていかないとフェードアウトしちゃうことも多々ありました。 高校卒業後の進路選びはどうされましたか? 日本で大学に通うことは考えてなくて、オーストラリアでの進学一択でした!高校で留学した目的の一つがオーストラリアの大学に行くことだったので、そういう意味でも日本の大学への進学は考えませんでした。高校1年生の終わり頃には、もう進路選択(大学でどの分野を学びたいかの学部選び)を考えさせられる状況にあり、会計学に決めました。 ※ビクトリア州の高校では、高校1年生の段階で大学で専攻する分野を選定し、その分野で必要とされる科目(一部専門的な会計学などを含む)を選択履修する。高校最後の州の共通テスト結果により、どの大学に入学できるかが決まる。詳細は本動画での内容をご参考ください。 高校から留学するメリットは? オーストラリアの大学に進学することを考えると、高校から英語や環境へ順応できるのでおすすめです。ただ、日本語(敬語)がうまく喋れなかったり、制服ディズニーみたいな、「青春」ができないのが残念でした。 大学では何を専攻したんですか? 大学では、Bachelor of CommerceとFinanceの2つを取りました。必要単位数は変わらないし、金額も変わらないのでダブルディグリーにしました。 大学から留学する人と比べると、高校からいる子の方が将来のビジョンがあるかもしれません。大学に来ることがゴールではなく、どんな仕事をしたいのか考えながら大学生活を送るからじゃないかと思います。ただ、現地の人も、一概に「私はこれになるんだ」と言って専門分野を選んでいるのではなく、意外と純粋に興味があって勉強したいからやる。卒業後にそれをそのまま仕事にしたいかって悩む人も結構います。 興味深い内容ですね。後編も楽しみにお待ちください! 動画をご覧いただいた感想や質問、今後のトピックに関するリクエストもお待ちしています。(動画へのご感想やご質問は、コメントやメッセージでお知らせください) Career Meisterでは、皆様のキャリアの成功を全力でサポートいたします! ぜひ動画をご覧いただき、新たなキャリアの可能性を広げてください!🚀✨  

07.Jul.2024

【2024年最新保存版オーストラリア就職#15】 必ず抑えたい4つのポイント解説〜スキル編〜

🌟オーストラリア就職を目指す皆様へ!最新動画をアップしました!🚀 こんにちは! 2020年にアップした「オーストラリアで働くための4つのポイント」をご視聴いただきありがとうございます。 今回は2024年版の「4つのポイント」を解説している最新版をアップしました。オーストラリア就職4つのポイントの3つ目は「専門性」です。前回まで「ビザ編」「英語編」をアップデートしましたが、今回は「専門性」について解説しています。 動画をご覧になっている方には「総合職」として採用され、勤めている方も多いと思います。転勤や部署移動など専門性を培っていくのが難しいと思われる総合職ですが、ご安心ください、今回は攻略のコツとして「目線を変えて専門性(強み)を磨いていくマインドセット」についても解説しています。 今回はオーストラリアと日本の雇用違い、総合職での専門性の磨き方、新卒から海外就職を目指す方法についてお話しします。 ぜひ、最後までお付き合いください。 次回は「自動車免許」についてお送りいたします。 ▶️ 今回の動画のハイライト: 🔍 ジョブ型雇用とキャリアプラン 🔍 「会社員」を脱せよ!マインドセット論(専門性の考え方) 🔍 新卒で海外就職を目指すには? 🔍 レジュメ作成のポイント ⭐️ジョブ型雇用とキャリアプラン 「ジョブ型雇用」は特にコロナ明けから、日本でもよく聞くようになったと思います。ちなみにジョブ型雇用とは、ポジションごとの採用で、日本の中途採用に似ています。新卒採用のように、まずはポテンシャル採用で人を確保し、仕事を振り分けるのではなく、逆に、ある仕事に対して適切な人材を採用する雇用方法です。なので、その分野に特化した人材が求められることになり、必然的に専門性が求められます。 前述の通り、ジョブ型雇用が主流のオーストラリアでは、新卒であろうが中途であろうが、募集しているポジションにあったスキルセットが求められます。したがって、特に新卒採用時には、出身大学ではなく、出身学部(何を勉強して、何をできるのか)を深掘りされるのが普通です。それに伴い、オーストラリアでは高校卒業時までに、将来目標とする職業から逆算して、高校での選択科目(一部専門的な、アカウンティングなどの授業も選択可能)を選定し、希望学部→希望大学の順で進路を決めるのが一般的なようです。 ⭐️攻略法:専門性を考えるマインドセットにしよう! オーストラリアではビジネスシーンでも、日常会話でも、「お仕事何しているの?」という会話によくでくわします。そんな時は、基本的には職種での回答が一般的。例えば、「マーケターだよ」「人事だよ」とか。会社名と部署は滅多に出てきません。そんなわけで、お仕事何しているの?の聞かれた場合に、会社名ではなく、やっている仕事内容で答えるのが、自分のやっている仕事を「専門性」として捉えていくマインドセットだと解説しています。 また、総合職で様々な部署を渡り歩いた場合も、応募ポジションに応じて、レジュメの書き方を工夫していくことも重要です。 ⭐️新卒での海外就職は? 実はオーストラリア人ですら、新卒で最初の仕事探しは至難のわざ。あらゆるコネクションを駆使して、仕事をゲットしていくというプロセスを踏むことが一般的だそうです。そうなると、留学生や移民(ビザの関係もありますが)はさらに難しくなってきてしまうのが、悔しくも現実です。 なので、まずはとりあえず、就職したい分野で3年程度の経験を積む、もちろん英語も話せるように勉強するのが最優先になるのではないかと思います。就きたい職種の応募要項などを検索し、どのようなスキルが必要、求められるのかをを知った上で経験とスキルを身に付けていくのも一つの方法です。   上記が全てではありませんが、ご参考にしていただければ幸いです。 では次回、「自動車免許編」でお会いしましょう! 関連動画: 【2024年最新保存版オーストラリア就職#13】 必ず抑えたい4つのポイント解説〜ビザ編〜 【2024年最新保存版オーストラリア就職#14】オーストラリア就職 必ず抑えたい4つのポイント解説〜英語編〜 【2024年最新保存版オーストラリア就職 #16】必ず抑えたい4つのポイント解説〜自動車免許編〜 動画をご覧いただいた感想や質問、今後のトピックに関するリクエストもお待ちしています。(動画へのご感想やご質問は、コメントやメッセージでお知らせください) Career Meisterでは、皆様のキャリアの成功を全力でサポートいたします! ぜひ動画をご覧いただき、新たなキャリアの可能性を広げてください!🚀✨      

21.Jun.2024

【2024年最新保存版オーストラリア就職 #16】必ず抑えたい4つのポイント解説〜自動車免許編〜

🌟オーストラリア就職を目指す皆様へ!最新動画をアップしました!🚀 こんにちは! 2020年にアップした「オーストラリアで働くための4つのポイント」をご視聴いただきありがとうございます。 今回は2024年版の「4つのポイント」を解説している最新版をアップしました。オーストラリア就職4つのポイント、いよいよ最後の回で、今回は「自動車免許編」です。 働く目的ではなくても、自然やロードトリップなど、外のアクティビティが楽しいオーストラリアでは免許があるとより一層楽しめます。また、車通勤ができれば、シティ以外の選択肢も増えるので仕事探しの幅も広がります。 ビザ編、英語編、スキル編に続いて重要な位置付けですが、ぜひお気軽に見てみてください! ▶️ 今回の動画のハイライト: 🔍 自動車免許は就職を有利にする? 🔍 エリア毎の業界分布 🔍 これまでの4つのポイントまとめ  ⭐️自動車免許は就職を有利にする? 自動車免許を持っているだけで就職の選択肢が広がります。基本的に実はメルボルンにある企業の7割がCITY内ではなくて郊外にあります。そう考えると、車が使える方が圧倒的に便利になります。公共交通機関は路線が限られているので、場所によっては自由にアクセスできる免許と車がある方が、就職先の選択肢が増えます。実際に、車通勤はできますか?自分でアクセスできますか?ということは問われることも多いです。アクセスしにくい、仕事以外の負荷が大きいと継続が難しいというのは、企業も過去の経験上わかっているケースが多いです。また、CITY内での仕事しか選択肢がない場合、同じポジションでも倍率が高くなります。 オーストラリア就職に必要な4つのポイント2024年版は、ビザ・英語・専門性・自動車免許について攻略法についても含めて解説いたしました。いかがでしたでしょうか。 ひとりひとり状況が違うと思いますので、一概には言えませんが、海外就職の参考にしていただければ嬉しいです。 今後も役立つ情報を発信していきます!ぜひ、チャンネル登録をしてお待ちください! 関連動画: 【2024年最新保存版オーストラリア就職#13】 必ず抑えたい4つのポイント解説〜ビザ編〜 【2024年最新保存版オーストラリア就職#14】オーストラリア就職 必ず抑えたい4つのポイント解説〜英語編〜 【2024年最新保存版オーストラリア就職#15】 必ず抑えたい4つのポイント解説〜スキル編〜 動画をご覧いただいた感想や質問、今後のトピックに関するリクエストもお待ちしています。(動画へのご感想やご質問は、コメントやメッセージでお知らせください) Career Meisterでは、皆様のキャリアの成功を全力でサポートいたします! ぜひ動画をご覧いただき、新たなキャリアの可能性を広げてください!🚀✨

24.May.2024

【2024年最新保存版オーストラリア就職#14】オーストラリア就職 必ず抑えたい4つのポイント解説〜英語編〜

🌟オーストラリア就職を目指す皆様へ!最新動画をアップしました!🚀 こんにちは! 2020年にアップした「オーストラリアで働くための4つのポイント」をご視聴いただきありがとうございます。 今回は2024年版の「4つのポイント」を解説している最新版をアップしました。4つのポイント(ビザ・英語・専門性・自動車免許)は変わりませんが、前回の「ビザ編」に続き、今回の「英語編」では、オーストラリア就職するために必要な英語力についてお話ししています。さらに、「英語力に勝る専門性で勝負する」など人材のプロが考える攻略のコツについても伝授しています!ぜひ、お見逃しなくチェックしてください! 英語力はTOEICなどで数値化できますが、実際に海外の企業で働くための基準はあるのでしょうか?英語力、正直言って「あって当然、ないと無理」そんな世界です。もちろん、業界・業種により必要な英語力は大きく変わってきます。なので、最低ラインの目安はありません。英語力と専門性(スキル)を高い基準で持ち合わせているのが理想ですが、「テストの点数」では測りきれない、コミュニケーション能力、専門性などどこかに比重を置きながら、総合的に掛け合わせて攻略のコツである「英語力に勝る専門性で勝負する」を目指すのもひとつのやり方かも知れませんね。 以下、概要のみの紹介になりますので、ぜひ詳細は動画で確認してみてください。 前回は「ビザ編」、今回は「英語編」、次回は「スキル・自動車免許編」のアップを予定しています。 ▶️ 今回の動画のハイライト: 🔍 必要な英語力とは? 🔍 英語力と収入の関係   🔍 攻略法ーコミュニケーション能力を磨こう 🔍 攻略法ー英語<専門性で勝負 🔍 雑談ー日常会話が1番難しい! ⭐️必要な英語力、目安はありません 最低限、意思疎通ができる英語力はもちろん必要ですが、基本的には業界・業種、顧客が日本人あるか・それ以外であるかなどによっても大きく変わってきます。ただし、高い英語力があることに越したことはありません。 ⭐️英語力=収入の構図 必ずしも英語力に比例して収入が上がるわけではありませんが、経験上、大体がリンクしています。基本的には、他国に本社がある企業(グローバル大手企業を除く)よりも現地企業の方が収入が高い傾向にあるため、必然的に高い英語力を兼ね備えている方が、高い収入を狙えるチャンスが大きくなります。 ⭐️英語以外のスキルを磨く 英語をカバーできる要素を磨くことも有効です。例えば、IT、会計など高い専門性を味方につけていくのもひとつの方法です。 関連動画: 【2024年最新保存版オーストラリア就職#13】 必ず抑えたい4つのポイント解説〜ビザ編〜 【2024年最新保存版オーストラリア就職#15】 必ず抑えたい4つのポイント解説〜スキル編〜 【2024年最新保存版オーストラリア就職 #16】必ず抑えたい4つのポイント解説〜自動車免許編〜 動画をご覧いただいた感想や質問、今後のトピックに関するリクエストもお待ちしています。(動画へのご感想やご質問は、コメントやメッセージでお知らせください) Career Meisterでは、皆様のキャリアの成功を全力でサポートいたします! ぜひ動画をご覧いただき、新たなキャリアの可能性を広げてください!🚀✨  

10.May.2024

【2024年最新保存版オーストラリア就職#13】 必ず抑えたい4つのポイント解説〜ビザ編〜

🌟オーストラリア就職を目指す皆様へ!最新動画をアップしました!🚀 こんにちは! 2020年にアップした「オーストラリアで働くための4つのポイント」をご視聴いただきありがとうございます。 今回は2024年版の「4つのポイント」を解説している最新版をアップしました。4つのポイントは変わりませんが、今回の「ビザ編」ではどうやったらビザを取得しやすいのか?という攻略法についても伝授していきます。ビザ取得についてはルールに変更があることがあるので、運もつきものですが、戦略的に計画的に進めていくのが近道です。一緒にオーストラリア就職を勝ち取っていきましょう! オーストラリア就職(海外就職)と切っても切り離せない「ビザ問題」。働きたい!という気持ちに水をさすかのようにそびえ立つビザの壁。実際に経験された皆さんも、これから留学や海外就職を目指す皆さまにもぜひ一度、観ていただきたい動画です。微力ながら、「日本からスポンサー企業様を探して、移住したい!」という方も参考にしていただければ幸いです。ビザのルールは変更が多く、また、立場上、確実な回答ができる内容ではありませんが、できるだけわかりやすく図解解説をしています。 以下、概要のみの紹介になりますので、ぜひ詳細は動画で確認してみてください。 今回は「ビザ編」、次回は「英語編」のアップを予定しています。 ▶️ 今回の動画のハイライト: 🔍 4つのポイントとは? 🔍 働けるビザの種類 🔍 攻略法1 🔍 攻略法2 🔍 攻略法3 ⭐️オーストラリアで就労可能なビザについて オーストラリアは移民大国であるため、現在120種以上のビザが存在しますが、ここでは就労可能ビザのうち主に4つのカテゴリーを紹介します。 📃学生ビザ、ワーキングホリデー、ビジネスビザ、永住権 (スポンサーまで漕ぎ着けることが難関であることを前提条件とした上で)日本からビジネスビザ▶︎永住権取得を目指す場合、以下2つを攻略法として解説しています。 ⭐️永住権取得の攻略法1:お試し期間を設ける まずはオーストラリアにきて、ワーホリ、学生でも限られた時間で働いてみる。パフォーマンスが認められ、スポンサーしてもらえることを狙う。企業としても社員をスポンサーするのは、簡単ではありません。パフォーマンスを見て、スポンサーの可否を判断することが企業側のリスクヘッジにも直結します。 ⭐️永住権取得の攻略法2:戦略的にスポンサー企業を探す 1.不足している職業リストを参照する オーストラリア政府は人手が不足しており、積極的に移民を受け入れている分野を公表しています。そのリストにある職業でのスキルや経験を取得し、その分野での就職を目指すとスポンサーをもらえる確率は高くなります。 Job and Skills Australia : https://www.jobsandskills.gov.au/ 2.マルチナショナルグローバル企業への就職から転籍を目指す グローバル企業では、海外への転籍も比較的容易です。特に会計ファームなど、専門性の高い業種と組み合わせて、より希少価値のある人材なることで、海外転籍、スポンサー取得の確率も高くなります。一方で、そのような企業では英語が「マスト」ですので、言語がハンデにならないように高い英語力も併せ持っておくことがおすすめです。 ⭐️永住権取得の攻略法3:パートナービザ 上記2つとは少し異なりますが、パートナービサでも永住権を取得することができます。 ビザという側面から、オーストラリア就職は決して容易ではありませんが、諦めず「オーストラリアで就職する」から逆算して戦略的に永住権を目指していきましょう! 関連動画: 【2024年最新保存版オーストラリア就職#14】オーストラリア就職 必ず抑えたい4つのポイント解説〜英語編〜 【2024年最新保存版オーストラリア就職#15】 必ず抑えたい4つのポイント解説〜スキル編〜 【2024年最新保存版オーストラリア就職 #16】必ず抑えたい4つのポイント解説〜自動車免許編〜 動画をご覧いただいた感想や質問、今後のトピックに関するリクエストもお待ちしています。(動画へのご感想やご質問は、コメントやメッセージでお知らせください) Career Meisterでは、皆様のキャリアの成功を全力でサポートいたします! ぜひ動画をご覧いただき、新たなキャリアの可能性を広げてください!🚀✨    

26.Apr.2024

【オーストラリア就職#12】海外就職を目指す方必見!ー駐在員から現地転職のリアル (後編)ー

🌟オーストラリア就職を目指す皆様へ!最新動画をアップしました!🚀 今回は初めてのゲストが登場いたします!初めてゲストにお迎えさせていただいたのは、駐在から現地転職を実現された杉山さんです。杉山さんは、2019年から日系企業メーカーの駐在員としてメルボルンで過ごし、2023年11月よりオーストラリア現地でBig4と呼ばれる会計事務所にて法人税申告書作成業務に従事されています。 後編の今回は、実際に現地企業で働いてみるとどうか、現地企業への転職を目指す方へアドバイスと心構えをリアルな目線でお話しいただきました! グローバルプロフェッショナルを目指す方必見です! 前編はこちら: 【オーストラリア就職#11】海外就職を目指す方必見!ー駐在員から現地転職のリアル (前編)ー ▶️ 今回の動画のハイライト: 🔍 駐在員と現地社員の違い   🔍 ワークライフバランスの違いは? 🔍 職場の雰囲気は? 🔍 転職してよかった? 🔍 駐在員からの転職はオススメ? 🔍 転職の向いている職種・向いていない職種 🔍 転職を目指す人へアドバイス 🔍 今後の目標 ゲストご紹介 杉山晴紀(すぎやまはるき) 1988年生まれ。神奈川県横浜市で育ち、大学在学中に公認会計士試験に合格。卒業後は東京のBig 4税理士法人にて7年勤務したのち、日系企業に転職しメルボルンへ駐在し、主に経理や税務、予算管理業務に従事。駐在中にメルボルンBig 4へ転職し、現在はオーストラリア現地企業の法人税申告書作成業務に従事している。 CareerMeister:現地で働いてみると、日系企業とどういう違いがありますか? 杉山:違いだらけですね。まずは言語の壁をより一層感じます。日系企業の場合は、英語をほぼ使わなくても仕事ができたのですが、現地企業はもちろん日本語を使うことがほぼゼロ。クライアントも従業員も英語ベースなので、その違いが一番大きいですね。さらに駐在員の場合は、家賃や一時帰国手当などのサポートがありますが、現地企業ではもちろんない。全てが自己負担になるので、そこが現地企業のディスアドバンテージですね。 CareerMeister:例えば、ライフワークバランスの違いはどうですか? 杉山:日本のBig4とオーストラリアのBig4を比較すると、オーストラリアのBig4の圧倒的勝利です!日本にいた時は、過労死しなかったのが不思議なほど、働き詰めで会社に寝泊まりすることもありました。ワイシャツを着替え忘れたほどです。ずっと同じ服(笑) オーストラリアはまず、深夜まで働いてるなんて人は聞いたことがありません。 CareerMeister:会社の雰囲気とかはどうですか? 杉山:オーストラリアの方が優しいですね。オーストラリアと比べると日本の方が神経を研ぎ澄ますような雰囲気があります。日本は多分、賢いことがステータスのような気がしますが、オーストラリアはそれ以上にナイスガイ(Nice Guy)で、他人に対してフレンドリーで優しいことが評価されるポイントのような気がしますね。 楠本:オーストラリアに移住してくると、少なくとも許容できる範囲が広がりますよね。 CareerMeister:ちなみに職場の賑やかさとかはどうですか? 杉山:うちの会社はハイブリットなんですが、月金は在宅の人が多いので静かなんです。 楠本:確かにメルボルンのシティー自体も月金は人が少なくて、火水木はこの辺のランチも混みますね。 CareerMeister:そんな環境に飛び込んで、日本と同じレベルでのスタートラインではなく、何段階かポジションを下げてのスタートだったと思いますが、それでも転職してよかったですか? 杉山:よかったなと思いますね!自分の人生を自分でハンドル握れている感っていうのは何にも変えられないものかなって思います。もちろん一時的に待遇面は下がりましたが、それは今後取り戻していけばいいので。あとは、あんまり日本に帰る自分が想像できなかったっていうのもあります。この選択は本当にしてよかったと思っています。 CareerMeister:これからオーストラリアに駐在に来る方や、いつかオーストラリアで働きたいっていう人に駐在からの転職を勧めますか? 杉山:難しいこと聞きますね(笑)やっぱり待遇面で言うならば、駐在のままの方がいい。駐在は基本的に課長クラスだった人が駐在では部長になったり、僕も日本では平社員でしたが、ファイナンシャルマネージャーとして駐在させてもらったので、通常はポジションが上がります。一方で現地採用では、ポジションも下がるし、日本語のアドバンテージもないし、それ以上に英語のデメリットが大きい。 自分の場合は、キャリアもそうですが、さらに視野を広げたいなという側面もありました。 CareerMeister:ちなみに、こういう人は海外駐在から現地採用に転職しやすいとか向いてるかなというのがあれば教えてください。例えば、総合職でこちらに駐在できて、部署のマネージャーやオペレーションを見る人とかは現地採用に切り替えていくのが難しいと思いますが、、、。 杉山:こっちで転職するのにあたって求められるのは意外と「専門性」だったりするので、「この分野であれば自分はできます!」っていうのは必要になってくる。例えば、総合職でも就職以来ずっと経理配属で、USCPAも自分で取得したりしてれば、もしかしたら多少可能性があるかもしれませんが、正直あまり思いつかないですね。 CareerMeister:駐在から現地企業への転職はあまり多いパターンではないと思いますが、その中でもそれを目指す人にアドバイスするとしたら、どうですか? 杉山:こっちで転職するとしたら、大前提としてビザがないといけない。スポンサーしてもらうためには高い英語力とそれなりの専門性っていうのが大事になってくると思うんです。ただ、その二つに縛られすぎるのも良くないのかなと思っていて、結局英語はどれだけ勉強してもネイティブには敵わないので。 あとは行動力です。自分も「コネとゴネ」で転職活動しましたが、オーストラリアはそういうネットワークが一層大事になってくる社会なので、とにかく動いてみる。現職との兼ね合いでなかなか難しい部分もあると思うんですが、できるだけ「オーストラリアでこんな仕事がしたい」と色んな人に相談してみるといいと思います。 楠本:転職をサポートする側から言うと、コネクションを作るべきなんですが、相談する相手は見極めた方が、リスクの面から考えるといいと思います。その葛藤の中、いかにうまく渡り歩いていけるかっていうのが、特に駐在から転職をしていく際に一番難しいところかもしれませんね。 まあ、アドバイスとしては「コネ、ゴネ、英語力、行動力」ですね。 杉山:あとは、もう一度、社会人一年生からやり直す覚悟が大事だと思っていて、駐在から現地企業への転職は基本的にはランクダウンになってしまうケースが多いと思います。なので、最初のうちは日本人の奴隷根性でガッツを見せていくことができるのかが、鍵になってくると思います。一度後輩などを持ってから、新卒までのランクダウンはかなり大変ですからね。

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