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30.Aug.2024

【留学・海外就職を目指す方】質問に答えます!第一弾

皆さん、こんにちは!

今回は大学生から頂いたご質問に楠本がお答えいたします!大学時代のバックパッカーを経て、ニュージーランドへの留学も経験しています。海外留学、海外起業の大先輩が英語に関すること、海外で起業するということ、仕事のやりがい、なぜメルボルンのなのか?など皆さんからの仕事、留学、海外に関するご質問に回答させていただきます。ぜひ参考にしていただければ幸いです。次回にも続きますので、お楽しみに!

🎩楠本が思う英語上達方法は? ー 間違えてもいい!とにかく喋る!というマインドと地道なシャドーイング

正解は無いと思いますが、私の英語力の基盤は受験勉強とNZ留学時代に必死に勉強したものが基礎となっています。留学時は毎⽇ラジオを聞いて、何とか聞けるようになったら、今度はそれを真似して⼀⼈でブツブツ喋っていました。(シャドーイングという⽅法ですね) 

あとは間違うことは気にせずに、ひたすら良く喋りました。特に学校では、間違えると先⽣が直してくれるので、授業中に発話量が多い⼈がどんどん上達していくというサイクルを上⼿く活⽤しました。逆に⽂法等の勉強は受験勉強と⽐べるとあまり難しく無かったので、机に向かって勉強するよりも、実際に英語を使うという⽅法で上達していったと思います。 

そんな⽅法でしたので、あまり集中して勉強するというスタイルではありませんでしたが、「書く」勉強をする際だけは、時間を決めて集中してやっていました。実際に私がNZ で受けた英語の試験でも20分で⼀つのクレームレターを書き上げるとか、そういう内容のテストだったので、20分を測って、全集中⼒を20分に充てるといったやり⽅で勉強していました。 

語学習得と「完璧主義」は相性最悪ですので、語学の習得に関して、完璧は⽬指さず、60−80%で良いやぐらいの気持ちで臨む⽅が結果的に上達のスピードは格段に上がります。 

🎩なぜ大学を休学した際に、留学するのではなくバックパッカーを選んだのか? ー 色々な文化に触れたかった

当時は留学で一つの街にじっくり住んで学ぶよりも、色々な国や文化を見たいという気持ちが圧倒的に勝っていたので、留学という選択肢すら思い付きませんでした。 

🎩様々な国を旅する中で、最も印象に残っていることは? ー 自分は幸せ者だと気づいたこと。失敗しても死ぬわけではない!

バックパッカー中はアジア中心でしたが、その後は仕事やプライベートも含めて、ヨーロッパや北米、ロシアなどにも行きました。自分がどれだけ幸運に恵まれているのかを常に実感します。先進国の日本に生まれて、学生の身分でもバックパッカーでアジアを放浪できて、日本は世界のどの国よりも清潔で安全で便利。そんな国に生まれたのは本当に幸運だったというのが色々な国を旅してすごく良く分かりました。 

また、失敗しても死ぬわけではないから、やる気と覚悟さえあれば、何でもやったら良いということに気が付いたのもバックパッカーでの発見の一つでした。 

欲を言えば、世界共通語の英語が日本でも普通に話せる環境であれば、言うこと無しですけど、それは欲張り過ぎですね。 

🎩大学時代に一年間休学を決めた時の周りの反応は?ー 健康と安全には気をつけてね

特に両親には反対もされませんでしたが、どうしてバックパッカーに行きたいのかは明確に説明しました。まぁ、自分で決めて、自己責任で行くのであれば、帰ってきてから頑張れよ、という感じだったと思います。納得してもらったあとは「元気で行ってこい」という程度でしたね。 

周囲の友人は既にそういう性格だということも分かっていましたので、普通に激励会をやって送り出してくれました。(大学の夏休みには後輩がバンコクに遊びに来たので、合流して一緒に遊んだりもしましたね) 

🎩留学してよかったこと英語力の変化などや驚いたこと、意識したことは? ー 自分に課題を課しました「目標達成までは日本語禁止令」

バックパッカーを1年やり通した経験があったので、英語力は低いくせに、コミュニケーション力と海外に対する自信だけは満々な状態でNZに乗り込んだのを今でも覚えています。しかもNZは先進国ですから、自分が放浪していた国と比べると格段に綺麗で安全ですので、「アジアやインドと比べると全然余裕だな」という変な余裕も持って乗り込んでいました。 

ところが、現地の学校に入ってみて、早々に自信は砕かれました。 

必要最低限で通じる旅の英語とは違って、日々の生活で使っていく英語は本当に幅が広く、しかもまず学校の先生の言っていることがさっぱり分からない、というところからのスタートですから、当たり前といえば当たり前なのですが…(笑) 

学校に行き始めて、最初の1週間で当初目標にしていた「6ヶ月での英語習得」は到底無理だと自覚し、まずは最初の半年で英語が聞けるようになろうと目標を設定し直しました。 

また、語学学校には日本人留学生もそれなりの数がいましたが、目標達成までは日本語は一切使用しないという鉄の掟を自分に課し、最初はなるべく日本人とは接しない、接するにしても自分よりクラスが上の人だけにしよう、という変なルールも設定。きっと、日本人留学生からすると相当変わった、感じの悪い奴だったと思います。そのお陰もあって、誰よりも短い時間でレベルアップも出来ましたし、その結果が数年後の海外就職に繋がったことは間違いありません。 

ちなみに<6ヶ月で聞けるようになる>というのは、何となく実現できましたが、<残りの6ヶ月で話せるようになる>というのはいまだに「うーーん…」といった達成具合でした。 

私にとっては英語はアウトプットの方が格段に難しいと今でも思っています。 

🎩ニュージーランドの留学をどのように活かしましたか? ー 「言語」を習得したことと海外にチャレンジしたい気持ちが確固たるものになった時間

私にとっての人生のターニングポイントは間違いなく、バックパッカーで日本とは異なる世界を自分の目で見て、肌で感じたことだと思いますが、ニュージーランドでの留学経験は世界で生きていく為の「言語」を習得するという面で今でもすごく役に立っています。 

また、バックパッカーは<旅>というスタイルですので、定住ではなく、常に移動をしていきますが、留学はある一定期間、同じ場所に留まり、そこで生活をします。定住をすると楽しいことばかりではなく、時には辛いことや悲しいことなども経験しますが、豪州への転職前に海外で1年半でも定住してNZで生活経験を積めたことで、海外転職後にスムーズ生活に馴染めたと思います。何より、海外にチャレンジしたいという気持ちを確固たるものにすることが出来て、その自信を確立することが出来た時間でした。

🎩簡単で美味しいオーストラリアの料理は?日本で買えそうなグルメは? ー Barbieしかない!

オーストラリアの代表的な料理はダントツでBBQです。(料理というのかな?) 

冬のメルボルンではなかなか難しいですが、夏になれば何処でもみんなBBQです。公園や川沿いにもBBQの施設があって、週末や夕方は本当に賑わっています。一家に一台はBBQ台がありますよ。 

日本で買えそうなグルメ… 

オーストラリアのワインは日本ではまだまだ認知されていないようですが、相当なレベルです。もちろん、本場フランスやイタリアのワインも美味しいのは間違いありませんが、オーストラリアワインも決して負けていません。但し、値段が安過ぎる(1000円ぐらい)のはあまりお勧めできないのですが、こちらで25ドル程度のワインぐらいからは美味しいものが沢山あります。学生時代に3000円のワインを買うのはなかなか冒険ですが、記念日や特別な機会にチャレンジしてみて下さい!

………続く


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Category: コラム

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