オーストラリア就職

【オーストラリア就職#29】海外で起業!?①

海外起業家対談ー海外で起業し、創業10年を迎えた社長さんへインタビューー

この動画では、オーストラリアで10年間経営してきたゲスト森田さんと、Career Meisterの創業者楠本がリアルな起業に関してお話しています。なぜ海外で起業するに至ったのか、そのきっかけや背景をご紹介しています。気になる資金調達や起業に向いている人、起業家のマインドセットについては次回の動画でご紹介します。また、後編では採用側から見る「一緒に働きたい人」についての見解をお話ししていますので、ぜひチャンネル登録をしてお待ちください。起業すること、会社を経営することでの学びなど、貴重な情報が連発します。海外起業を目指す方、就職を目指す方の参考にしていただければ幸いです。

  • 社名を考えるのは大変!
  • なぜオーストラリアへ?
  • 起業自体は超簡単!
  • 独立のきっかけは?

▼ゲスト紹介 森田永生(もりたえいせい)

幼少期をメキシコで過ごし、小中学校時代は埼玉・所沢で育つ。15歳で単身オーストラリアへ渡り、メルボルンの高校に進学。異文化の中で挑戦する経験が、その後の人生の土台となる。法政大学社会学部を卒業後、大学院留学で再びメルボルンへ渡り、ラトローブ大学院で教育学を専攻。学生時代から携わった飲食業界で経営を実践的に学び、2014年に独立。翌年、メルボルンに「IROHA」を開業し、9年間にわたり店舗を運営した後、2024年に事業売却。現在はフリーランスのコンサルタントとして飲食業界を支援する傍ら、教育分野と自身の経験を掛け合わせた新たなキャリアを模索中。 「人の成長を支え、可能性を広げる仕事を創る」――そんなビジョンを胸に、次のステージへ挑戦を続ける。

会社名を決めるのは結構大変ー一生背負う会社のイメージ

楠本:僕は2025年にCareer Meisterを創業したんですが、実は最初はCareer Meisterという社名じゃなかったんですよ。元々は「People & Co」という会社名で始めたんですけど、同業他社にすでに似ている名前の会社が存在していて、「社名を変更してください」というレターが届き、社名変更を余儀なくされたんです。それで「Career Meister」に社名を変更しました。

森田:センスある〜!どうやってCareer Meisterに決めたんですか?

楠本:うちの場合は人材業なので、「人」と「会社」から派生するいろんなワードを挙げて、それをくっつけてみたり。オーストラリアでは企業リストが基本的にABCのアルファベット順なので、ABCなど、できるだけ最初の方にあるアルファベットで始まる会社名がいいなと思っていました。で、たまたまアデレードのワイナリーに行ったんです。1976年にできたワイナリーで、同い年だったんです!名前はKELLER MEISTER(ドイツ系のワイナリー)でした。お、これ、Career Meister!?ってピンと来て「Career Meister」にしたんです。ワイナリーにインスパイアされちゃいました。

楠本:森田さんはお店の名前をどうやって決めたんですか?

森田:お店の名前は正直、あまりこだわりはなかったんですが、社名はこだわりました。会社名は「NeighborFood」だったんですが、理想は郊外で飲食店を通して人々をつなげる場所にしたかったんです。なので、Neighborhoodからヒントを得て、Neighbor(周辺の人々)とFoodをくっつけて「NeighborFood」にしました。お店は「iroha」という名前だったんですが、店舗を始める前にケータリングやっていて、名刺作成の際にパソコンに一番最初に打ったのが「iroha」だったので「iroha」を使っていたんです。それで、店舗もそのまま同じ名前を引き継ぎました。

そもそもなぜオーストラリアに来たの?

森田:僕は高校生の時に来たのが一番最初です。高校留学で、男子校に入学しました。高校卒業後は日本の大学に帰国子女枠で入学し、大学を卒業して、オーストラリアの大学院に戻ってきたんです。その時にアルバイトしていたお店が業務拡大の時期で、日本に帰るイメージがつかなかったので「残ろうかな」って感じで残ってビザをもらいました。

楠本:就職しないって決めたのはいつなんですか?

森田:就職は無理だなと思ったのは就活の時です。ただ、勉強のために就職活動は継続し、内定もいただきました。就職するつもりもなかったので、本当に申し訳ないけど、準備もろくにせずに自然体で好きなことを言い放ち、もちろん就活スーツなんて着ていません。最終の面接の際に、何か最後に言いたいことありますか?って聞かれたので、「今すぐインドに行って車を売ってこいと言われたら、明日から行きます」って答えました。海外でいろんな人種と関わって、サバイブしてきた(時代的に嫌な思いをする事もありました)っていう自負があったので自信があったんです。そしたら「君、面白いね」って内定をいただきました。そこに就職していたらどうなっていたのかなと思うことは今でもありますが。

会社設立は超簡単!ー誰でも社長になれる

森田:会社設立自体は超簡単です。それは日本でもオーストラリアでも同じ。社長になりたいという人は誰でもなれちゃいますが、中身と覚悟とプランが大事なんです。あとは、会社にするメリットがあるかどうか。別に会社にしないで個人事業主として仕事をする方法もあるので、それは事業やプラン次第ですよね。

海外起業のきっかけは?ー大事なのは武器を持つこと、行動力

楠本:まず2007年にオーストラリアに来たんですけど、とにかく海外で仕事がしたいと思ってたんです。それで日本から世界中場所関係なく海外の会社に応募しまくりました。30歳の時でしたが、ありとあらゆる企業に。海外に興味を持ったきっかけは大学中に行ったバックパッカーなんです。そこで英語ができないと「やべえ、就職している場合じゃない。世界で生きていけない」と思って、大学卒業後はニュージーランドに留学しました。世界を見たから変わったんです。留学から日本に帰国して、英会話のジオスに入社し、英語のレッスンを売る営業をしていました。英語を使いたくて入社したんですが、実際にはほぼ使わない。そこでやっぱり海外で働きたいと思って、いろいろ応募した結果、メルボルンの人材会社からオファーがきてこっちに転職という形で引っ越してきたんです。

そのメルボルンの人材会社では営業や運営を任されて、ダイレクターまで昇進しました。その時に経営陣が交代し、会社の方向性が変わってきたんです。なので転職を検討し始め、「転職」「帰国」「独立」で悩みました。結果として、転職して同じことやるなら、自分でやった方が面白いだろうってことで独立する方向に決めました。

永生さんはどうでしたか?レストランで働いて、独立に至るまではどういう経緯があったんですか?

森田:働いた瞬間から、やるなら自分でやりたいなと思っていました。日本人としての強みをどうやってこの国で活かして、表現していくかって考えた時に日本の飲食は一つの武器だなって感じたんです。根底には高校の時に「アジア人で日本人」「英語も喋れない」何もできないことを痛感したので、その気持ちをバネに日本人としてオーストラリアで生きるにはどうするのがいいのかを考えました。その時の自分の経験と知識でできるのは飲食か教育(大学での専攻)だったんですが、教育で残るのは難しいので、飲食の道を選びました。

独立を視野に入れていたので、何を学ばなければいけないかを逆算して一生懸命働きました。その働きぶりを見てくれて、信用してくれた社長さんが、新店舗を任せてくれたんです。運営に関しては全部自分がやりたいってお願いしてやらせていただきました。

具体的な独立のタイミングとしては、ローカルのお店でも働いてみたり、他の飲食店を見る中ですごく刺激されて自分のやりたい方向性が明確になってきたんです。これをどうしても形にしたい、こういう風にやりたい!って我慢できなくて、爆発させたい瞬間が出てきて起業を決めました。

楠本:人との縁というか、でもやっぱり共通することは「行動し始める」ってことですよね。

森田:簡単にいうと本当に行動力だと思うんです。みんな行動力はあるはずなんです。一歩踏み出すか踏み出さないかの違いだけです。この動画を見てくれている人も、きっと何かを思ってみているんであれば、変わるか変わらないかは自分次第。もっと言えば、周りや環境は自分の力で変えられないけど、唯一買われるの自分自身。正しいかどうかより、やるかやらないか。海外に限らず、起業している人はみんな多分同じだと思います。動き出したから変わった。

次回は起業の時の開業資金や、起業のマインドセットなどをお話しします。

次回もお楽しみに。

 


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