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06.Nov.2017

根性論!

ビザの問題と戦う一つの手法として「根性論」に関し、お話してみたいと思います。

これは私自身も以前、オーストラリアで転職活動をする中で心掛けていたものです。

あきらめず、できることはとにかくやってみる。ビザがだめでも、他に負けないものがある!と強い信念があれば、根性で乗り切れることもあるかもしれません。

 

たとえば、SEEK等で応募する場合は、Emailや電話番号などのコンタクト先が掲載されている場合は、SEEKから応募した数日後に、直接Emailや電話でフォローアップをしてみましょう。また、連絡先が見つからない場合、担当者がLinkedInにて見つかる場合もあります。その場合は、LinkedInにてメッセージを送るのも一つの手法です。

 

正直「ダメ元」ではありますが、失うものはありません!とにかく根性で、トライしてみる価値はあると思います。

 

私自身、転職活動をしていた際は、電話攻撃をするようにいたしました。その際に気が付いたことは、悲しいかな、「担当者はわたしのCVを一切見ていない」ということ。

電話で名前と応募したポジション、熱意を伝えると、そこで初めて私のCVを探し出し、開いてくれました。結局、「検討してまた連絡します…」という返答の後、連絡がくることはほとんどありませんでしたが、当時のわたしは、CVを開いてもらえただけで、まずはガッツポーズでした。そこからチャンスは広がるものです。根性を持って、執拗に職探しをしていたからか、幸いにも、今は皆さまの職探しのお手伝いをできるポジションにおります。

リクルーターになった今も、自分自身の苦い経験から、できれば応募者皆さまのCVを一つ一つ、じっくり読みたい…という気持ちがある一方、限られた時間でそれを行うのは非常に困難で、つい条件に合わないために、CVを削除してしまうこともあります。

しかし、削除した後でも、候補者から電話やメール、あるいはLinkedInより問い合わせをいただき、熱意を伝えられると、「なんとかこの方の転職活動をサポートしたい!」という気持ちにさせられ、面接を組むことが多々あります。

ただ残念ながら、このように積極的にご連絡をくださるのは、大抵、日本人ではありません。

つまり、平均的に、日本人にはこういったアグレッシブさが欠けている訳ですね。

 

電話をしたら迷惑だから…という気持ちが先に立ってしまい、中々行動へ移せないのだと思います。

日本人としては、とってもよくわかる気持ちです。

しかしながら、オーストラリアでは、その遠慮が仇となることが多くあります。

遠慮すればするほど、勝ち取るチャンスが減ってしまう環境です。根性を持って、当たって砕けろ!の精神で突き進むのも一つの方法だと思います。

 

これは、市民権あるいは永住権をすでにお持ちの方にも言えることです。ビザの問題を抱える方よりは、ぐっとチャンスの広がる市民権/永住権保持者の方々ですが、それでも、CVを開いてもらえる確率を上げるためには、ぜひアグレッシブにトライしてみてください。

 

日本とは異なり、現在、完全買い手市場のオーストラリアでの転職活動は、簡単なものではありません。

まずは気持ちで負けてしまうことのないよう、根性で、厳しい転職活動を乗り切りましょう!

Category: オーストラリアの就職事情

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