今回の動画は「2045年版日本人が暮らしやすいオーストラリアの都市」がテーマです。今回も2025年版、2035年版に続いてランキング形式で発表します。独自で話している「住みやすい都市ランキング」は来週公開予定の2100年版で完結です!
オーストラリアは温暖な気候、多文化共生、安定した治安など、日本人にとって長年人気の移住先です。
しかし、20年後の2045年には、都市の魅力や住みやすさが大きく変わっていることが予想されます。
本ランキングは、前回の動画:2035年版で用いた10項目の評価軸をもとに、さらに未来予測を加えて作成しました。
20年後想定される実態を前提としたランキングですので、まずは前提条件を確認していきましょう。
前提条件:
| 項目 | 特徴的な変化例 |
|---|---|
| ① 高収入職アクセス(AI共存型) | 専門性・管理職・創造産業職の維持・拡大 |
| ② 日本人永住者の職場継続性 | 定住志向者の継続雇用環境があるか |
| ③ キャリアの柔軟性・再構築のしやすさ | リスキリング・マルチキャリアへの転換支援 |
| ④ サステナブルなライフスタイル | 気候リスク、自然災害、電力・水・生活資源の持続可能性 |
| ⑤ 所得と生活コストの整合性 | 自動化後も中流生活を維持できるか/住宅・医療・教育費の過負担はないか |
| ⑥ 教育・子育ての質と選択肢 | 日本語教育・バイリンガル環境・国際教育の進展 |
| ⑦ 医療と高齢化対応の未来性 | 高齢日本人永住者の医療アクセスと予防対応力 |
| ⑧ 日本人コミュニティの自立性 | 民間主導の支援ネットワーク・ローカルとの共存モデル |
| ⑨ 都市機能の進化と交通利便性 | インフラの持続可能性・自動運転・次世代交通 |
| ⑩ 包摂性と文化的多様性 | 異文化共存力、反差別・反排他主義の浸透度 |
オーストラリア各州の州都に、生活都市として人気のゴールドコーストを加えた全9都市を評価しました。
10年後のダーウィンは、気候変動の影響がより顕著になります。地球温暖化の余波を一番受ける都市と予想されます。
北部戦略都市として政府の開発が進むダーウィン。また、アジアとの貿易ゲートウェイ化。医療・教育など都市の基盤整備は相変わらず遅れています。気候変動も伴って長期的に住むにはライフスタイルの適応が求められます。
「海×テック×観光」が融合する未来都市として進化中。気候の良さとクリエイティブな雰囲気から、ノマドワークの拠点として人気です。一方で、やはり観光重視の経済構造からの脱却には苦戦しており、そこからの脱却がテーマです。
海沿い都市なので、気候変動による海面上昇は心配です。ゴールドコーストには、実は川も結構走っていますので、少し注意が必要ですね。サーファーズパラダイスなど、沿岸部エリアは住むのも難しくなってくるかもしれません。
タスマニア州の州都で、豊かな自然と穏やかな暮らしが魅力。
気候変動の影響が比較的少なく、オフグリット生活やクリーンライフ志向で注目されています。自然志向層やセミリタイア層には特に人気。
しかし、島ゆえの物流・医療インフラの制約があり、大規模災害や国際的な供給網の混乱時には影響を受けやすい面も。
「静けさ」「自然」を重視する人には理想的な都市です。
西オーストラリア州の州都で、資源に大きく依存している経済構造でしたが、2045年には再生可能エネルギーやAI・ロボティクス産業に転換中です。水素などの再生可能エネルギーは、電気供給が元々あったマイニングの場所の方が発電所や設備を建設しやすいんです。何もないところから作るより転換しやすいので、パースが再生可能エネルギー産業に転換している可能性は高いかもしれません。
また、実は結構AIというか、テクノロジー系の企業もあるんです。パーススタートアップ系のIT関連企業です。その会社を実は日本の企業が買収しているケースもあるんです。おそらく、マイニング産業の限界と共にこの分野への投資が増え、IT関連が発展している可能性があるかもしれませんね。
一方で、国内主要都市からの距離は依然として遠く、国内移動の利便性はやや劣ります。
都市インフラの近代化は進むものの、総合評価では僅かに順位を下げました。
2045年にはAIとクリエイティブ産業が融合し、「学びと文化の都市」としての魅力を増しています。
順位はあまり変動がないように見えますが、実は点数自体は伸びているんです。クオリティオブライフは相変わらず高いと思います。ワイナリーやビーチという従来のアデレードの魅了に加えて、医療研究・AI教育なども充実し、20年後にはさらに都市としての魅力が増しています。
気候は比較的安定しており、生活コストも主要都市の中では抑えめ。
ただし、経済規模はシドニーやメルボルンに比べ小さく、ハイレベルな国際ビジネスの機会は限定的になり、若年層はなかなか定住しないという側面は拭えません。
世界的な金融・グローバル本社がある都市としての地位をさらに強化。それにより高収入職も集中しています。
AIと持続可能性を組み合わせた都市運営により、交通・エネルギー効率が大幅に改善。
国際ビジネスの中心であり、多様な人材や企業との交流が可能です。
ただし、不動産価格は依然として国内最高水準で、富裕層向け都市という色合いが強まっています。伴って、郊外からの通勤問題も深刻化します。都市部に住めないけど、デジタルでの仕事が難しい場合は通勤が困難になってくる可能性があるようです。
なんと、シドニーが4位になったのが、2045年の一つのトピックですね。
再生可能エネルギー都市として アジア太平洋経済における地位が向上。パースと似ていて、ブリスベンも実は資源が強い都市なので、それが再生可能エネルギーにどんどん切り替わっているという予測です。
その代わり新たなリスクと課題としては 熱波・洪水のリスクが継続的に上がります。人口急増による交通・教育・医療の逼迫で、普通の暮らしが大変になる。人が増えすぎて大変というのと、あとは暑くなり過ぎたために、それによる洪水とかの災害のリスクは 引き続きあります。
気候変動によりリスクは依然あるものの、再生可能エネルギー都市としてうまく変化しているようですね。
これまで1位を死守していたメルボルンが2位になります。2045年にはAI・クリエイティブ・教育・医療の全分野で高い水準を維持し、バランスよく成長しています。その割には住宅価格が安定していて、住みやすいのが特徴です。
一方で、人口が増えることで、多文化共生の維持が難しくなっている。また、気候変動によるエネルギーコストの上昇は2045時点でも課題になっています。
政策都市、AIの研究拠点として台頭します。教育と医療水準がオーストラリアの随一になります。教育はレベル高い、医療の基準も高い、気候も過ごしやすいとするなら、仕事はリモートだと仮定すると、実際に非常に住みやすい街になるんじゃないの? というのがキャンベラなんでしょうね。
官僚などもいて、メルボルンやシドニーと比べると、ハイエンドな上流層が暮らす街になっているかもしれませんね。
いかがでしたか?少し駆け足となってしまいましたが、2045年版をお送りしました。
都市選びの基準は人それぞれですが、自分らしいオーストラリア生活の参考にしていただければ幸いです。
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