前回の記事では、AIの普及によって影響を受けやすい仕事について解説しました。
では逆に、これからの時代に求められる人材とはどんな人なのでしょうか。
AIが進化しても、もちろんすべての仕事がなくなるわけではありません。
むしろAIの進化により重要性が高まるスキルもあります。
今回はオーストラリアの就職市場を踏まえながら、AI時代でも生き残る仕事を考えてみます。
AIは情報を集めることが得意です。
しかし、その情報が正しいのか。本当に使えるのか。という最終判断は人間が行うしかありません。
アドミンなどの事務職であってもAIが作成した資料を見て、
「何か違和感がある」と気づける専門分野での経験が重要になります。
AIを使う力よりも、AIを正しく評価できる力が価値になる時代だと思います。
営業職が分かりやすい例です。人間関係を築くというよりも、人間味が評価されるという方がわかりやすいかもしれません。
例えば、履歴書の分析はAIでもできます。
しかし、その人の価値観や人柄、将来の方向性を深く機械的に理解することは簡単ではありません。
話し方、雰囲気などAIでは判断が難しい「感覚」という領域においては、人間の経験が優っています。
営業職に限らず、対人関係が重視される現場においては、信頼関係で成り立つ部分も大きいことは想像に難くありません。
現時点では人間味を生かせる仕事において、今後もAIと共存していく傾向があると思います。
AIはパソコンの中の仕事が得意です。
一方で、実際に足を運び、人と接しながら感覚や感性を生業としている仕事は、AIに代替されにくいと思います。
オーストラリアでもこうした職種への需要は依然として高い状態が続いています。
日本人の中には、「まずはオフィスワークをしたい」という方も多くいます。
背景として、日本ではいわゆる企業で働いていたという方、在宅で働きたいという方が多いからです。
もちろんホワイトカラーで働くのは選択肢の一つです。
しかしAI時代になると、デスクワークほど自動化の影響を受けやすい可能性があります。
反対に、現場で判断し、人と接し、経験を積み重ねる仕事の価値は高まり続けるかもしれません。
私たちは今後、「AIを使いこなせる現場人材」が強くなると考えています。
大谷翔平のようにAIで分析をしながら、現場で戦う。
わかりにくいかもしれませんが、ハイエンドブルーカラーという感じで、
仕事を奪われるのではなく、AIを道具として使う発想です。
これからオーストラリアを目指す方は、
英語力だけでなく、
を意識して準備することが重要です。
そして何より、「私は何ができる人なのか」を明確にすること。
未経験歓迎のポジションが減る可能性があるからこそ、自分の強みを持つことが以前より重要になります。
AIは脅威でもありますが、同時に強力な武器でもあります。
これから求められるのは、AIに仕事を奪われない人ではなく、AIを使いこなしながら価値を発揮できる人。
そしてオーストラリアでは、経験・判断力・人間力が今まで以上に重要になっていくと思います。
AI時代だからこそ、人間にしかできない価値を磨く。
それがオーストラリアで長く活躍するための大切なポイントになるのではないでしょうか。
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